「絵はがき」シリーズ ⑭  最後の将軍・徳川慶喜 1837~1913年の絵

15代将軍(江戸幕府最後の将軍)・慶喜は水戸の徳川斉昭(なりあき)の七男として江戸の水戸藩邸で生まれた。しかし、江戸のような華美な都会では男子はたくましく育たないという父・斉昭の教育方針で、幼少のころから水戸に移され育てられた。そして5歳のときから水戸の弘道館で徹底的な英才教育をほどこされ、弘化4年(1847)、11歳のとき、八代将軍・吉宗の血をひく一橋(ひとつばし)家の養子となった。黒船の来航以降、尊皇攘夷の嵐が吹き荒れ、政治の中心が京都に移り、慶喜は将軍後見職、禁裏御守衛総督を歴任した。慶応2年の第二次長州征伐の間、7月、家茂が急死したので徳川家を継ぎ、第15第将軍の座についた。そしてさまざまな政治的困難を乗り越えたが、慶喜は政治情勢を考え、大政奉還をなし遂げた。維新後は明治35(1902)年、公爵を授けられ、大正2年、77歳で没。「はがき」の彩色は油絵。20年ほど前「徳川慶喜」展で購入したもの。

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