「象鼻杯」の不思議

蓮の葉の茎を切り取ると樹液のような白い汁がでてきます。樹液の中には甘いものもありますが、花柄、葉柄から出るこの汁はとても苦く、蓮心の苦みと共通する苦さです。

象鼻杯 葉柄から出る樹液

オーストラリアの原住民はこの知るを腹痛や解熱の薬にしているそうですが、細菌、真菌(カビ)繁殖を防ぐ成分が含まれています。茎をとおしてお酒を飲む象鼻杯は、お酒の味が清涼感のあるものになる、と言われる由縁はこの樹液にあるのかもしれません。

荷鼻2

蓮の葉の中心、荷鼻です。葉と茎の連結部分で、二酸化炭素を取り込んで酸素を放出するガス交換のいわば関所のような役目をしています。

荷鼻に穴をあける
金属製の簪は固い荷鼻の穴あけに、とても開けやすかったです。2か所だと吸いこみにくいので3カ所が丁度良いようです。

象鼻杯 酒を注ぐ

象鼻杯 注がれた酒
今年は「象鼻杯」「荷葉杯」で暑気払いを是非なさってください。

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