学会例会案内 一年後には中国の蓮の歴史の専門家に!

日本蓮学会では、毎月最終土曜日に例会を開きます。

今年の課題は中国の古典に蓮の花はどのように取り上げられて来たかを勉強します。中国の古代の蓮を研究するのに、最高の教科書がありました。それは、『欽定古今図書集成』 博物彙 草木編 93巻~98巻です。本会ではその中の、博物彙 草木編 93巻蓮部彙考を学びます。

『欽定古今図書集成』 (きんていここんとしょしゅうせい)は、18世紀、中国・清代の百科事典(類書)です。現存する類書としては中国史上最大で、巻数10,000巻からなります。本書は、清の康熙帝が陳夢雷(1651年 – 1741年)らに命じて編纂を開始、その後さらに雍正帝の命により、明の『永楽大典』に倣って蒋廷錫(1669年 – 1723年)等が増補し、1725年(雍正3年)12月に完成しました。

講師に中国の花蓮事情に精通されている、作家・池上正治先生におねがいして、中国の『欽定古今図書集成』 博物彙 草木編 蓮部語彙 第93巻 を一年かけて解読していただきます。

江戸時代、中国より日本に輸入された書物の大半は、日本語に翻訳されていますが、『欽定古今図書集成』は膨大なためか、訳されていません。蓮の花の宝庫である本書を解読することによって中国の蓮の歴史が多少なりとも解るものと思います。

第93巻の内容は、詩経、周禮、爾雅、南方草木状、斎民要術、陸疏広要、酉陽雑爼、種樹書、埤雅、爾雅翼、清供録、家清供、花疏、瓜蔬疏、三歳図会、農政全書、本草綱目、遵生八牋、草花譜、羣芳譜、直省志書。花蓮について各時代の蓮の様子が書かれています。これを学ぶことによって中国の太古から明中期頃までの花蓮の歴史が解明されるものと思われます。

蓮に興味ある方でしたら、会員以外でも参加を歓迎します。日程は下記のとおりです。

場所  豊島区の勤労福祉会館

日時  毎月、最終土曜日

3月30日に1回目を開催します。

(ただし、4月の分は5月7日(火)に変更になります)

時間  17時30分より20時30分

会費  毎回¥5000円

参加希望者は事務局までお問い合わせください。

白洋淀

写真は、中国「白洋淀」の花蓮の大群生地。もう一度訪ねたい場所の一つです。

 

 

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