蓮の実おこわ蓮葉蒸し

8月末になると蓮の実が食べごろになります。生の蓮の実が食べられるのは初秋のごく短い期間ですが、茹でて冷凍保存をしておけばいつでも使えます。
9月初めに冷凍した実と、夏に切った蓮の葉を乾燥させておけば、これもいつでも使えます。秋の蓮料理にふさわしい「蓮の実おこわ蓮葉蒸し」をつくりました。

ハスの実おこわの蓮葉蒸し1

ちょっと不思議な形でしょ。蓮の葉が大きかったのでテルテル坊主のように結んで、そのまま蒸して取り出したところです。どうやって頂くかというと・・・

ハスの実おこわ蓮葉蒸し2

てっぺんに放射線状に切り込みを入れて開くだけです。蓮の葉蒸しおこわは中国にも韓国にもベトナムにもありますが、この形は多分ありません。(もち米が蓮の葉についてしまいましたが・・・)。もち米の中にみえる緑色のものは蓮の実の中にある蓮心(胚芽)です。苦いですが、漢方につかわれる部分なので私はとり除きません。

参考までにベトナム・ホーチミンと韓国・大邱の包み方をご紹介します。

蓮の葉包み炒飯、蓮弁添え「蓮の香がとどまる庭」蓮の葉蒸しご飯1S

蓮の実おこわのつくり方(3~4人分)
材料
もち米2カップ(8時間水に浸し、ざるにあげておく)
蓮の実 1カップ(生または茹でて冷凍したもの)
干し貝柱4個(4時間ほど水につけておく。戻し汁も使う)
太白ごま油 大匙2(普通のごま油は香りが強く、蓮の実と蓮の葉のほのかな香りをたのしむ料理には向いていない)
蓮の葉1枚(生または乾燥)

貝柱はこまかくする。汁はカップ3/2をつかう。
鍋に太白ごま油を入れ、もち米に油がゆきわたったら、貝柱、蓮の実をいれ軽く炒める。
塩を溶かした貝柱の戻し汁を入れ、水分がほぼなくなるまで炒める。
乾燥の蓮の葉は破れないよう注意しながら、蒸し器の湯で2~3分茹でると柔らかくなる。
蓮の葉の裏側にもち米をいれ包み、テルテル坊主型にする場合は木綿の紐などで結ぶ。(糸は葉が破れる可能性がある。
ご飯茶わん、ボールなどに逆さまにいれ、蒸気がしっかりあがっている蒸し器で茶碗ごと40分蒸す。
湯が足りなくならないよう途中で熱湯をたす。

冷めてもおいしいが、温め直す場合は10分蒸す。

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