蓮の花の各部 5 、「花托から果托へ、そして蓮の実へ」

蓮の花は開花から4日目に花弁が散り、花托になりますが、黄色系統のものは、雄しべが残るものがあります。散ったあとの花托は緑で、直径が5センチほどですが、受粉した雌しべは緑色からしだいに熟して茶褐色に変わり、20日ほどで受粉した雌しべは茶褐色の「蓮の実」になります。「花托」は「果托」に書き改めています。「果托」の直径も10センチから15センチのどに大きくなります。花弁が散って2週間ほど過ぎると果托の中の蓮の実は、緑色に熟成します。緑色の皮を剥いて食するととても美味です。食材として使用される蓮の実はほとんどこの時期に採取したものです。また、蓮の実を粉にしたものが大量に販売されています。蓮の実の中には、すでに「幼芽」(蓮子心)が出来ています。蓮子心は乾燥させて生薬やお茶として利用されています。

蓮の実を実生から発芽させる方法は改めて投稿します。図は「果托」(左)と「実の断面」(実の中にはすでに幼芽)が宿っている。

花托

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