古事記

『古事記』(こじき)。

上巻1~7、中巻1~6、下巻1~4。 元本は現存しない。幾つかの写本が伝わる。

第一に記さねばならないのは、『古事記』であろう。日本最古の歴史書で、成立年代は、写本の序によれば712年(和銅5年)に太朝大臣安萬侶(おほのあそみやすまろ)、太安万侶(おほのやすまろ)によって、献上された。2012年は『古事記』成立から1300年に当たり、いろいろな記念行事が各地で行われた。

下巻3巻の「雄略天皇」の項に、

「久佐迦延能 伊理延能波知須 波那婆知須 微能佐加理毘登 登母志岐呂加母」

日下江(くさかえ)の 入江の蓮(はちす) 花蓮(はなはちす)

身の盛り人 羨(とも)しきろかも(歌謡番号96)

の和歌が載っている。

この「波知須(はちす)=蓮(はちす)=花蓮(はなはちす)」が、わが国の文献上では「蓮」の初出と言われている。

古事記

 

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