金輪蓮 爪紅 一重 中型 『池のにしき』には、花の特徴が記されていない。『本草図譜』には、「花弁円く淡紅に淡黄を帯へり」とある。明治36年刊の『水栽四君子』には、「薄紅本紅二重覆輪」とある。
白の花弁先端の輪郭に淡い紅の筋が入り、端正で凛とした美しい花姿が人気がある。江戸時代から伝らる、伝統園芸品種である。図は、『本草図譜』に載る「金輪蓮」。