月別アーカイブ: 2013年2月

蓮文様のピアス インド

前回はインドネシア製でしたが、こちらはインドのピアス。素材は金属。
サイズ 上は直径2、5センチ、下は3、5㎝の円形。長さは6、5㎝もあります。ごく薄いつくりなので軽いです。
蓮の花を眞上から見たデザインで、中心には蓮の実(果托―かたく)があります。インドの典型的な蓮文様のひとつです。

インド金属イヤリング 

 

カテゴリー: 蓮コレクション | 蓮文様のピアス インド はコメントを受け付けていません。

蓮文様のピアス

インドネシア製の手描きのピアスです。直径が4、5㎝もありますが、木製なのでとても軽い。
艶のない黒地にピンクの蓮の花、金色の線が素敵です。ピアスのデザインは揺れることを重視しているので、楽しいものが多いようです。
私は穴をあけていないので、まだつけていませんが、トライしたくなりました。
インドネシアイヤリング解像

カテゴリー: 蓮コレクション | 蓮文様のピアス はコメントを受け付けていません。

クリアホルダーの蓮文様

 

      前回は、衰退の一途をたどっている、テレフォンカードを紹介しました。今回は、今日では生活の必需品になった、クリアホルダーにも蓮文様が印刷されて、展覧会などで販売されていますので、手元のクリアホルダーを紹介します。

DSCN8548ファイルホルダー2

 

カテゴリー: 蓮コレクション | クリアホルダーの蓮文様 はコメントを受け付けていません。

幻の<青い蓮>

前回の品種分類の項で、黄色い蓮が100年ほど前、アメリカで生息していたことが判明しましたが、青(ブルー)の蓮を長年探し求めていますが、まだ見つかっていません。

漢訳の仏教には、青、黄、白、紅の蓮が出てきますが、これは経典を梵語から中国語に訳す時、訳者がありもしない青連、黄蓮(結果として黄蓮があった)と訳してしまったからです。

もともと、インド人の性格は、大雑把ですので、何種類の実物を認識していたかは不明で、水生花、泥生花と云った複合語を、蓮=睡蓮を呼ぶようになったからである。も生育環境が同じなものですから、同じ植物と考えていたようです。(松山、1977年)、

しかし、初期仏典では四種類の代表的な蓮=睡蓮が固定していました。

経典に出てくる蓮は、

utpara, uppara  (昼咲き青睡蓮)

kumuda       (夜咲き白睡蓮)

padpma, paduma (紅い蓮)祟

pundartka      (白い蓮)

これらを原典で読み分けるには苦労は無いが、漢訳では安易な意訳を行ったため、重大な誤解を生じた。(松山、1987年)

上記の四種類を訳し分に困って、utpara, uppara (青蓮 しょうれん)、kumuda(黄蓮 おうれん)、padpma, paduma (紅蓮)、pundartka(白蓮)と色で無理に区別してしまった。この誤訳から、存在しない<青蓮>への熱烈な憧れが生じ、花弁の外側が淡緑色を帯びた白蓮を<青蓮>として尊崇したことは、なみだぐましいほどである。また、黄蓮も北アメリカにしかそんざいしなかったのに、あると思いこんだ。

青蓮を探し続けて30年になるが、蓮の女神はいまだに微笑んでくれない。青連は図のような蓮なのだろうか?

青連

 

 

カテゴリー: 蓮の豆知識 | 幻の<青い蓮> はコメントを受け付けていません。

『延喜式』(えんぎしき)

平安時代中期に編纂された格式(律令の施行細則)で、三代格式の一つである。三代格式のうちほぼ完全な形で残っているのは延喜式だけであり、細かな事柄まで規定されているため、古代史研究のうえで重視されている。

905年(延喜5年)、醍醐天皇の命により藤原時平らが編纂を始め、時平の死後は藤原忠平が編纂に当たった。『弘仁式』『貞観式』とその後の式を取捨編集し、927年(延長5年)に完成した。その後改訂を重ね、967年(康保4年)より施行された。

全50巻、約3300条からなる。律令官制に従い、以下のような構成となっている。 巻24の主計寮上には、全国への庸、調、中男作物の割り当て等が書かれており、当時の全国の農産物、漁獲物、特産物を伝える。

『延喜式』巻第三十九内膳司の項に、蓮葉、蓮子、蓮根等が献上されている,下記の記述が見える。

荷(蓮のこと)葉

稚葉七十五枚  波斐 四把半  並起五月中旬盡六月中旬

壮葉七十五枚  蓮子二十房  稚葉十五枚  起六月下旬盡七月下旬

黄葉七十五枚  蓮子二十房  稚藕十五条  黄八月上旬盡九月下旬

右河内国所進。各髄月限隔一日供之

とあり、この中の蓮子(蓮の実)、 稚藕(蓮根)、は食用として、用いられたものと思われる。蓮葉の用途は、食物を包だり、酒を飲む(象鼻杯)杯にまた生薬として、用いられたものと考えられる。これらは河内の国の蓮田から献上されている。

内膳司は宮中の食事を司る役所である。内膳司では、五月中旬から九月中旬にかけて、河内の国から,一日おきに蓮葉、稚藕、壮葉、果托、波斐(蔤・白蒻)を、献上させています。沢山の蓮の利用目的が何であったか興味が尽きない。

wa03_01594_0049_p0001s[1]

カテゴリー: 蓮学文献解題 | 『延喜式』(えんぎしき) はコメントを受け付けていません。

テレホンカード

1972年(昭和47年)に日本国内で100円硬貨の利用できる黄色の公衆電話機が設置され始めたが、100円硬貨が電話機の金庫に収納された場合、釣り銭の返却は行われない構造になっている。当初は釣り銭式電話機の開発も検討されたが、製造・運用コストの増嵩が見込まれ、見送られた。そこで、釣り銭の現金払い出しに代わる手段として磁気媒体を利用するカード式公衆電話が製造された。1982年(昭和57年)12月に旧日本電信電話公社(電電公社)が発行・発売を開始した。

これに伴い「テレカ」で親しまれた、「テレホンカード」が発行され、多種多彩の「テレホンカード」が膨大な数が発行された。当然マニアの間では趣味のカードの収集がなされ今日でも、切手展に行くと「テレホンカード」の販売コーナーがにぎわっている。

小生は、頑張って集めたわけではないが、友人知人から頂いたものや自然に手元に集まったものが、40枚ほどあるので半分ほど紹介する。

テレカ蓮

 

カテゴリー: 蓮コレクション | テレホンカード はコメントを受け付けていません。

即席カップ麺トムヤムクンに蓮の花が・・・

 タイといえば「微笑みの国」。代表的な料理トムヤムクンのカップ麺に蓮の花が咲いていた。
原産国・タイ、輸入販売元は大阪の会社で、日本語文の説明つき。
辛ーいペースト状の調味料を入れてみた。ほんの少しなのに、とても辛い。不思議な辛さ。タイの人はこんなに辛い味を常食しているのかしらん。

タイには4種類の花蓮がある、と『世界の花蓮図鑑』(三浦功大・池上正治 共著 勉誠出版)にあるが、このカップ麺に咲いている蓮の品種はタイ産かどうかは不明だ。

トムヤムクン解像

カテゴリー: 蓮関連ニュース | 即席カップ麺トムヤムクンに蓮の花が・・・ はコメントを受け付けていません。

花蓮の分類と品種数

蓮には観賞蓮と蓮根種があるが、観賞用花蓮は、一般的には次のように分類されている。

花弁の色で分類

白蓮系統    花弁全体が白の蓮

濃紅蓮系統   花弁全体が濃い紅の蓮

淡紅蓮系統   花弁全体が淡い紅の蓮

爪蓮系統   花弁の先端や縁が全体が紅の蓮

黄蓮系統   花弁全体が黄色の蓮

斑蓮系統   花弁の先端や縁に紅紫の斑が入っている蓮

黄紅蓮系統  薄いっ黄色の花弁の先端や縁に紅が入っている蓮

花弁の数で分類

一重種    花弁数が25枚以下の花

半八重種   花弁数が26~50枚の花

八重種  花弁数が51枚以上の蓮

妙蓮   花托がなく花弁だけの花(花弁数は2000~5000枚になる)

花の花径で分類

大型種  花径が26センチ以上の花

中型種  花径が25~15センチの花

小型種  花径が10~15センチの花

碗蓮    花径が10センチ以下の花

 

花蓮の品種数

花蓮の研究は中国が抜きんでているが、それに次ぐのが日本です。中国には国や市や県に蓮の研究機関があり、大きな都市には花蓮公園がある。北京には、円明園、花蓮公園、北海公園など大きな花蓮公園が5~6か所はある。日本にはほとんどない。日本の行政で蓮の花に興味を持っているところは近年までなかった。しかし、近年、蓮の花で町興しをする自治体が少しではあるが増えつつあるが蓮の花の歴史を見れば。まだまだ蓮の花に関する意識が低い。

品種数であるが、王其超・張公言著の『中国荷花品種図誌』(上・下)には、約600品種が掲載されている。日本では正式な統計はないが400~500品種は栽培されていると思われる。中国、日本の両国だけで約1000種以上の園芸品種が栽培されている。図は『行田蓮』(2009年 アトリエ・ミウラ)より転載。

花弁にお色で分類

カテゴリー: 蓮の豆知識 | 花蓮の分類と品種数 はコメントを受け付けていません。

「西湖蓮」(せいこれん)、別名「詩仙堂西湖蓮」(しせんどうせいこれん)

白蓮 八重 中型。

『池のにしき』には、6月20日とあるだけ、コメントはない。『本草図譜』には、「西湖蓮」とあり、同上の図花色前条と同じく弁ハ弁にして尖り実は房中より出づ、とある。星野文良筆の『清香画譜』には「詩仙堂西湖蓮」(しせんどうせいこれん)と出ていて、『水彩四君子』にも「白中薄黄千重中輪」とある。中国から伝わった品種名と思われるが、来歴は不明。白の八重で重厚感がある。伝統園芸品種の1種類。図は『本草図譜』に載る「西湖蓮」。

西湖蓮

 

カテゴリー: 花蓮図鑑 | 「西湖蓮」(せいこれん)、別名「詩仙堂西湖蓮」(しせんどうせいこれん) はコメントを受け付けていません。

「蓮は平和の象徴なり」  大賀一郎著

私の一生はハスの実のはじまり、その花や葉レンコンやハスイトから、マンダラ(曼荼羅)への道であった。

私は蓮の花を愛する。ハスは古来、夏の花の太宗である。花ばかりではない。葉の上に玉ところがる露の風情もまたひとしおであるが、ただそればかりではない。天地創造が水にはじまったという説からでもあるまいが、水に生じるこのハスに自ら清く高いあこがれをささげたのは早く文化の起こったインド、ペルシャ、エジプトあたりの人ではなかったろうか。太陽神ビシュヌの腹からハスがはえ、その中に梵天が生まれたということから蓮花座が起こったり、大蓮華蔵世界の話が出て、ハスは仏教信者の間に理想郷のシンボルになり、インドといえばハス、ハスといえば仏教というようになった。

中国にでも仏教渡来以前からハスが愛され、『詩経』や『爾雅』『説文』などにもくわしくハスのことが書かれている。唐代になると、ハスの花の盛時である6月24日を卜(ぼく)として観蓮会がはじまり、文人墨客を集めて今日にいたっている。宋代では、有名な周茂叔の「愛蓮説」なる119文字の名分が残されている。(以下略、興味ある方は、下記の書籍に掲載されています)

大賀一郎(1883~1965)植物学者。「ハスは平和の象徴なり」初出、『浅草寺』(1964年)。『ハスと共に六十年』(1965年 アポロン社)、『蓮は平和の象徴也』(1967年 大賀一郎博士追悼文集刊行会)、『蓮の文華史』(1944年 かど創房) などに収載。

本 蓮は平和

 

 

カテゴリー: I love lotus | 「蓮は平和の象徴なり」  大賀一郎著 はコメントを受け付けていません。