日別アーカイブ: 2013年2月4日

蓮の原産地

植物関係の書籍や俳句の季語のほんには、蓮の原産地を記しているが、大多数の書物は、原産地を、エジプト、インド、中国のいずれかを記しているが、原産地不明と記している書物はない。まだ「蓮の原産地」を特定できる文献が見つかっていないので、不明が正しい。

「蓮」が地球上に現れたのは、約1億年前である。その頃の地球の姿は、今日では想像もできないくらいの姿である。それをたかが、一万年位前に、インドや中国で咲いていたから原産地とするのは無理がある。蓮の原産地を探し出すには、地球上の多くの場所で、ボーリングをして蓮の花粉を集めて、分析をする以外に方法がないように思われる。

2豆知識

カテゴリー: 蓮の豆知識 | 蓮の原産地 はコメントを受け付けていません。

万葉集(まんようしゅう)

奈良時代の歌集。(629ー759年頃成立?)。20巻。

 万葉集には、短歌・長歌・旋頭歌(せどうか)・仏足石歌・連歌が詠まれていて、その数は約4500余首が載っている。わが国でもっと古く花蓮を詠んだ、次の、長歌一首、和歌三首の四首が載っている。

  御佩(みあかし)を 剣の池の 蓮葉(はちすば)に 渟れる水の 行方無み わがする時に 逢ふべしと 逢ひたる君を な寝そと 母聞せども わが情(こころ)清隅(きよすみ)の池の 池の底 われは忘れじ ただに逢ふでに (巻第十三 三二八九)

         荷葉(はつすば)を詠む歌   長忌寸意吉麿

  蓮葉(はちすば)は かくこそあるもの 意吉麿(おきまろ) 家にあるものは

   芋(うも)の葉にあらじ              (巻第十六、三八二六)

         新田部親王に獻れる歌一首

  勝間田の 池はわれ知る 蓮無し 然(しか)言ふ君が 髭無き如し

                           (巻第十六、三八三五)

ひさかたの 雨も降らぬか 蓮葉に 渟(たま)れる水の 玉に似たる見む

                                                                                                           (巻第十六、三八三七)

以上の四首で、この時代の花蓮の観賞は、仏教の影響がなく、花より葉に転がる露を愛でる和歌が多い。

2解題

 

 

カテゴリー: 蓮学文献解題 | 万葉集(まんようしゅう) はコメントを受け付けていません。

天上蓮

紅蓮 八重 中型種 弁数80枚戦後。 前出『池のにしき』には、2番目に描かれている。定信の画帖の書き込みは「六月十日 一瓶中二種、一ハ如図、(中略)、花弁如芍薬蓮利てかな」とある。図では、花弁の内側は紅に描かれているが外側は爪紅のように描かれている。「天上蓮」(紅天上蓮)は、名前から皇室に関係あるのだろうか。前出の「白万々蓮」と同様、江戸時代より今日まで伝わっている伝統園芸品種の1種ですが、来歴、命名などは不明です。図は『清香画譜』(天理大学付属天理図書館蔵)より。蓮図譜

カテゴリー: 花蓮図鑑 | 天上蓮 はコメントを受け付けていません。