月別アーカイブ: 2013年2月

湯村泰子画 蓮文様手描き封筒

完売たしました!

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オリエンタルブレンド

 蓮の花がパッケージになっているペットボトルの烏籠茶。「オリエンタルブレンド・王妃の輝き―東洋美的」と書いてあります。パッケージに使われているだけではなく、ナツメやクコとともに「ハスの葉」も入っています。「中国王妃が食した」とも書いてありますが、蓮の葉には減肥効果があるそうで、かの楊貴妃も愛飲した、と言われています。
デザインもなかなか洒落ていて、ボトルをぐるりと蓮の花が取り巻いています。花托の周りの雄しべが描かれていないのが、ちょっと残念!

サントリー飲み物サントリー2サントリー3

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春節の年賀カード

 今年の春節は2月10日。横浜中華街でみつけた大型のカード。
サイズ・縦22㎝ 横14,5㎝とかなり大きい。
シックな赤(中国の赤は派手だけれど、これはシブい)に、折り紙のように立体的なつくりが珍しい。金の蓮と魚が2匹というお馴染みの図柄で、中には「吉祥如意」の文字。「吉祥如意」は、物事が思いのままになりますように、というような意味でしょうか。

淡いピンク色の蓮には、これも淡い金が施されていて、なかなか美しい。レースのように見えるのは、民間工芸のひとつ、剪紙の技法が使われているちょっと凝った年賀状。

吉祥如意カード吉祥如意カード2 

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「SNOOPY」のコースター

2006年のある日、銀座に出かけた時、偶然に入ったデパートで、大規模のスヌーピーのグッズ販売をしていました。食べるピーナッツは大好物ですが、絵本のスヌーピーとはほとんど縁がありませんでした。会場では沢山の種類のグッズが販売されていましたが、あるコーナーで名前入りの陶器製のコースターを作れるコーナーがありましたので、ミーハーよろしく¥1000を出して作ったのが図(97ミリ×97ミリ)

スヌーピー

 

 

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「巨椋池(おぐらいけ)の蓮」 和辻哲郎著

「巨椋池(おぐらいけ)の蓮」 和辻哲郎著

  蓮の花は日本人に最も親しい花の一つで、その大きさ花びらの美しい湾曲線や、ほのぼのとした清らかな色や、その葉のすがすがしい匂いの肌ざわりなどを、きわめて身近に感じなかった人は、われわれの間にはまずなかろうと思う。
 文化の上から言っても蓮華の占める位置は相当大きい。日本人に深い精神的内容を与えた仏教は、蓮華によって象徴されているように見える。
 仏像はたいてい蓮華の上にすわっているし、仏画にも蓮華は盛んに描かれている。仏教の祭儀の時に散らせる花は、蓮華の花びらであった。

 仏教の経典のうちの最もすぐれた作品は妙法蓮華経であり、その蓮華経は、日本人が最も愛読したお経であった。仏教の日本化を最も力強く推し進めていったのは、阿弥陀崇拝であるが、この崇拝の核心には、蓮華の咲きそろう浄土の幻想がある。そういう関係から蓮華は、日本人の生活のすみずみまで行きわたるようになった。
 ただ食器に散り蓮華があるのみでない。蓮根は日本人の食う野菜のうちのかなりに多い部分を占めている。

 というようなことは、私はかねがね承知していたのであるが、しかし、巨椋池のまん中で、咲きそろっている蓮の花をながめたときには、私は心の底から驚いた。
 蓮の花というものがこれほどまでに不思議な美しさを持っていようとは、実際予期していなかったのである。(以下略)

 「巨椋池の蓮」の巨椋池は、京都洛南にあった大池で、昭和16年国策の干拓事業で田圃になってしまったが、それまでは日本有数の水生植物の宝庫であった。
 特に蓮の花の名所で、京都画壇の画家たちが作品に残している。そこを和辻が友人と観蓮に訪れた時の観蓮記である。観蓮記としては珠玉のエッセーですので、是非全文を読んでみてください。

和辻哲郎(1889~1960 哲学者)。初出、『新潮』(8月号 1950年)。 『埋もれた日本』(新潮社 1951年)、随筆全集』(尚学館 1969年)、『埋もれた日本』(新潮社文庫 1982年)、『和辻哲郎全集』(岩波書店 1961~63年)などに収載。

図は「巨椋池の蓮」が収載されている『埋もれた日本』(新潮社)、1971年(第7版)の表紙です。                                                           (この記事の投稿者は三浦功大)

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金輪蓮(きんりんれん)

金輪蓮 爪紅 一重 中型 『池のにしき』には、花の特徴が記されていない。『本草図譜』には、「花弁円く淡紅に淡黄を帯へり」とある。明治36年刊の『水栽四君子』には、「薄紅本紅二重覆輪」とある。

白の花弁先端の輪郭に淡い紅の筋が入り、端正で凛とした美しい花姿が人気がある。江戸時代から伝らる、伝統園芸品種である。図は、『本草図譜』に載る「金輪蓮」。

金輪蓮

 

 

 

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「装飾経」の蓮文様(そうしょくきょうのはすもんよう)

 仏教が日本に百済からもたらされるのは、一説には552年、一説には538年ともいわれているがどちらが正しいか一概に言えないようである。仏教が日本人に影響をおよぼした精神形成ははかりしれない。仏教が伝来すると短期間のうちに、宮廷や貴族に受け入れられ各地に大寺院が建立され、寺院を荘厳する蓮文様の仏教工芸品が用意された。蓮台に乗る仏像、曼荼羅、仏具、瓦などが制作された。工芸品で蓮文様が描かれいる初期の代表的な作品は、法隆寺の国宝「阿弥陀三尊像」(伝橘夫人念仏 7世紀)であろう。

奈良時代になると、仏教に帰依する人が増え、聖武天皇や光明皇后の発願いにより、寺院で写経が盛んにおこなわれるようになる.平安時代になると、それまで隆盛を極めていた奈良仏教が衰退すると、空海(弘法大師)が真言宗を、最澄(伝教大師)が天台宗を起こした。天台宗の恵心僧正(942~1017)が『往生要集』を著すと、王朝貴族は阿弥陀経の極楽世界を唱える浄土思想の進行にこぞって救いを求め写経をした。当時の耽美的な貴族生活を反映して、料紙に金銀の切箔、砂子を使い、荘厳な意匠をこらした絢爛豪華で比類のない装飾経が生まれた。その代表が平清盛が一族の繁栄を願って厳島神社に奉納した平家納経である。

以下は代表的な装飾経である。 国宝「平家納経」長寛2年(1164) 厳島神社蔵。国宝「扇面法華経冊子」平安時代 大阪・四天王寺蔵。国宝「一字蓮台法華経」平安時代 福島・龍興寺蔵。国宝「一字蓮台法華経普賢菩薩歓発品」平安時代 大和文華館。国宝「慈光寺経」鎌倉時代 埼玉・慈光寺蔵。重文「久能寺経」静岡・久能山鉄舟寺蔵などが知られている。  図は、国宝「平家納経」法華経 信解品第四表紙 厳島神社蔵.

平家納経信解品

 

 

 

 

 

 

 

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蓮と睡蓮は別の品種

蓮と睡蓮は、同じような環境で育ちますので、今でも同じ植物と混同されている方々が、大勢います。つい最近まで、植物分類表で「蓮」は、睡蓮科に属し、睡蓮と一緒の仲間にされていました。しかし、近年のDNAや花粉構造の研究の結果、蓮と睡蓮は、従来考えられていた進化とは全く別の進化をしてきたことが判明しました。

今日では、「蓮」は蓮科(Nelumbonaceae)蓮属(Nelumbo)に属する一科、一属の植物なっています。

蓮の染色体は、紅・白の花を咲かせる東洋産種(Nelumbo nucifera)も黄蓮であるアメリ産種(Nelumbo lutea)も二倍体で、2n=16であるが、三倍体3n=24の品種もある。

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蓮の指輪(はすのゆびわ)

  • 今日、届いた、一番新しいコレクションです。

今日は、バレンタインデーです。チョコレートと一緒に「蓮の指輪」が入っていました。毎年バレンタインデーと誕生日に蓮グッズを送ってくれる20年来の友人からです。これまで、女性の目で探してくれる蓮グッズには、珍しいものがたくさんありました。ブローチやイヤリングは、たまに見かけますが、蓮の指輪もありそうでお目にかかれませんでした。

蓮の指輪

 

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「絵巻物」に描かれた蓮

  • 「絵巻物」・「絵巻」とは、巻子装の絵画作品の意であるが、日本美術史用語における「絵巻物」とは、日本で制作された、主として大和絵様式の作品を指すのが通常であり、さらに範囲を限定して、平安時代から室町時代の作品に限って「絵巻物」と呼ぶ場合もある。中国で制作された同様の装丁の絵画作品は「画巻」「図巻」等と呼ぶのが普通である。巻子本は中国、朝鮮半島、日本などの東アジアにおいて盛んに作られたほか、古代エジプトなどにも例がある。

日本では平安時代前期~中期にも多くの物語絵が制作されたことが推測されるが、9世紀 – 11世紀までの絵巻物作品の現存するものはない。一般に「四大絵巻」と称される『源氏物語絵巻』『伴大納言絵巻』『信貴山縁起』『鳥獣人物戯画』はいずれも平安時代末期、12世紀の作と考証されている。これらの作品は、現存する絵巻物の最古の作品群であるとともに、芸術的にももっとも高く評価されている。

管見ですが下記の「絵巻物」に蓮が描かれている。

国宝八巻 承永本   京都・北野天満宮蔵)。国宝『一遍上絵伝』(十二巻 正安元年<1299> 京都・歓喜光寺蔵)。国宝『玄奘三蔵絵』(法相宗秘事絵巻 十二巻 藤田美術館蔵)。国宝『当麻曼荼羅縁起』(二巻神奈川・光明寺蔵)。国宝『鳥獣人物戯画巻』(四巻 十三世紀 高山寺蔵)。重文『弘法大師行状絵巻』(十二巻 教王護国寺)。『聖徳太子絵伝』(鎌倉時代 茨城・上宮寺蔵)。重文『長谷寺縁起絵巻』(三巻 十四世紀 出光美術館)。重文『浄土五祖絵巻』(嘉元三年<1303>神奈川・光明寺蔵)。重文『地獄極楽図』(京都・金戒光明寺)。『融通念仏縁起』(奈良・徳融寺蔵)。『浄瑠璃絵巻』(三巻 室町時代 サントリー美術館蔵)。図は『北野天神縁起』より。

北野天神縁起

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