日別アーカイブ: 2013年3月1日

蓮の陶印

陶芸家・高仲健一さんに作っていただいた陶製の雅印です。サイズ 縦4㎝横2、5㎝。
それぞれの辺には、蓮の葉や魚、家鴨などが彫られています。
高仲さんは、朝鮮陶磁、書、画など多彩な作風で知られた方です。
絵も書もできないのに、なぜか雅印が好きで注文したり買ってしまいます。

高仲陶印補正高仲印珠補正

カテゴリー: 蓮コレクション | 蓮の陶印 はコメントを受け付けていません。

日本における蓮文様の展開   河田 貞(かわださだむ)

「水影濤濤(すいけいとうとう)に  蓮花灼灼(しゃくしゃく)たり」(万葉集巻第十六)。新田部親王(にいたべのみこ)が側近寵愛の婦人に、その美貌を奈良京勝間田池の蓮花にたとえて、賞美した時の蓮池の状景である。

夏の日のまばゆい陽光がたゆとう池の水面にゆらいで反射し、蓮花が一層照り輝いているという意であろう。炎天下に泥中から生時ながら、汚泥に染まらぬ清浄無垢な花を咲かせ、なおふくよかな感触と芳香を漂わせる蓮の気品の高さは、万葉の歌人をして美麗の代名詞のように言わしめ、また、清少納言が『枕草子』に、「蓮葉、よろずの草よりすぐれてまでたし、…中略…また、花なき頃、みどりなる池の水に紅(くれない)に咲きたるも、いとおかし…」とつづっている如く、まさに百花の君子にふさわしい趣をそなえた花というべきであろう。

花蓮を賞でる心は、朝鮮・中国はもちろんのこと、その原産が熱帯であるが故に、炎暑の地インドにおいて、蓮池に咲くすがすがしさは、人々の印象をより強烈なものにしたに違いない。前千五百年頃には、成立していたことが考えられるインド最古の神話、リグ・ベーダに既に蓮花にまつわる讃歌がとりあげられているが、ベーダ文化時代を通じて蓮花は更に神聖化され象徴化され賛美されたのである。

それは池中より生じて水面に開花する蓮花の造物主にもたとえられるような神秘な生命力に由来するものである。(以下略)、「蓮文様については、円形蓮花文、蓮池文、散蓮文、蓮唐草文、開敷蓮花文、の文章が続く。p18~p24」。

『日本の文様 25 蓮夏草』(1978年 光琳出版社)より引用。

蓮夏草

 

カテゴリー: I love lotus | 日本における蓮文様の展開   河田 貞(かわださだむ) はコメントを受け付けていません。

蓮文様のピアス ネパール

水牛の角に蓮の花が彫られた素朴なピアス。直径3㎝ 厚さ2㎜。
前の2点にくらべると少し重い。
蓮の花を真横から見たデザインで、仏様がのっている蓮台によく似ています。
宗教が暮らしに根づいている、ネパールらしい文様です。
下に彫られているのは水面でしょうか・・・。

ネパール水牛イヤリング

カテゴリー: 蓮コレクション | 蓮文様のピアス ネパール はコメントを受け付けていません。