日別アーカイブ: 2013年3月4日

「紅毛白蓮」(あかげはくれん)、別名「阿蘭陀蓮」(おらんだれん)

白蓮 一重。

定信の『池にしき』には「紅毛白蓮」の名で載っているが、星野文良の『清香画譜』には、同じ図版で「阿蘭陀蓮」の名で載っているので、同一種とした。

来歴、命名などは全く不明。現在は伝わっていない。『池にしき』には、6月22日写生したことを記してある。岩崎灌園の『本草図譜』には「白川公蓮譜に載る図、花弁粗く白色にして中に黄色を帯へり」とある。

来歴などいろいろ想像するに、この種の名前からオランダ人が、オランダ国からではなく、東南アジアあたりで、採取したものを長崎の出島を経由して、江戸へ将来されたのだろうか。献上された将軍はだれ?江戸城内で育てていたのを定信が下賜されたのか。興味は尽きない。しからば東南アジアのどこの国の蓮と問われても、筆者には、残念であるが、それを裏付ける資料を持ち合わせていない。今後の研究課題である。図は『本草図譜』より。

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蓮文様豆皿

陶芸家・升たかさんの六角白磁豆皿に描かれた蓮。サイズ 各辺が2,5㎝。
まことに愛らしい豆皿。
爪紅タイプの蓮の花、巻葉、開き葉、二枚の蓮弁が今まさに散りなんとしている花托が
丁寧に描かれている。

下は花弁が散り、果托と呼ばれる状態。

升たか蓮文様豆皿

 

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