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- I love lotus.について
I love lotusは、蓮の花に興味をいだいた先人達が、随筆、和歌、俳句、絵画、工芸などに残しています。
これらを発掘して、花蓮に関係するものを、ご紹介していくコーナーです。
蓮学文献解題について
本欄は古事記から現代までに発行された、日本蓮学に重要な著書、論文(雑誌・単行本所収)、報告書に蓮学に影響を与えた隣接諸科学の文献を加えて掲載し、管見ではあるが、それについて解題するものである。
記載は、著書・報告書については、書名(叢書名・巻数・副題)著(編)名・版型・頁数・発行年・発行所名・内容解説、論文については、論文名(副題)・筆者名・誌(書)名・巻号数・所載頁数.発行年月日(単行本所収は論文は発行所名も記す)・内容解説を記す。
花蓮について
「蓮(はす)」の誕生は、非常に古く地球上には白亜紀後期の約1億年前に出現していたことは、出土した化石から判明しています。恐竜と共存していたと思われます。
日本では7000万年前の化石が福井県で発見されていますし、北海道から九州まで各地で蓮の化石が発見されています。
これまで世界各地で蓮の化石が発見されていますが、そのほとんどは北半球からです。蓮は何度かの過酷な氷河期をくぐり抜けて、今日まで生き延びている貴重な植物なのです。 -
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日別アーカイブ: 2013年4月22日
蓮に蛙の香炉
鋳鉄の香炉。高さ38㎝。
奈良の骨董屋さんで見つけた、という友人からの頂き物。水辺の植物なので蓮に蛙はつきものです。最近見たのが蓮に蛙の香合で、広間や煎茶席で飾られるものようです。蓮文化研究家で当会会長・三浦功大の話によれば、蓮田で雨蛙がよく見られるのは6月頃だそうです。
カテゴリー: 蓮コレクション
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能 「當麻」を見てきました。
昨日、4月21日(日)、東中野にあります、梅若能楽堂で「梅若会能定式能」が開催され、奈良・當麻寺に伝わる蓮糸で曼荼羅を織ったという中将姫で知られる、「當麻」が上演されるので見てきました。長い間見たいと思っていましたが、チャンスがなかったので、今日になりました。
役者は、前シテ(老尼<化身>)梅若長左衛門。後シテ(中将姫の霊)中山迓晶、その他の配役で上演されました。物語は前半(省略)、後半からなり、後半は頭上に蓮の花の冠をつけた中将姫が登場して、当麻曼荼羅を織るような舞をゆったりとした早舞を演じた、後シテ(中山迓晶)の素晴らしい舞いでした。要所要所で流れる、横笛の音色がとても良かったです。
日ごろ、「能」を見る機会がほとんどありませんでしたので、蓮のおかげで「能」を見る機会に恵まれました。写真撮影が禁止でしたので画像をお見せできないのが残念です。2時間の上演でした。
カテゴリー: 蓮関連ニュース
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