日別アーカイブ: 2013年6月23日

蓮と恐竜のバッグ

紅い蓮の花と大きな葉をかついで歩くガソサウルス、愉快なデザインの布製バッグ。
5月にギャラリー<季の風>で開かれたハンドメイドバッグ作家・平川亜矢子さんの作品。蓮と恐竜の組み合わせは突飛ではない。蓮は1億年前に地球上に誕生していたと思われ、恐竜と共存している可能性も考えられるからで、想像していると実に楽しいバッグ。

蓮と恐竜のバッグ

 

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中国茶席に蓮の室礼

台北郊外の個人のご自宅で、中国茶のお茶会をしてくださるというので、伺いました。
工夫茶(くんふうちゃ)と言われる作法を伴うお茶の愉しみ方です。二席が用意され、
その一席には赤に近い小型の蓮がテーブルに生けられています。花入れは果托の形をした半透明のもので、東南アジアの作家が作ったそうです。中国茶は奥が深く、小さな茶碗で何煎もいただくのは、味と香りの変化をたのしむためです。面白かったのは、茶壺(急須のこと)などに残った茶葉を全て器にとりだし、お客様にまわして最後の香りをたのしんで貰うことでした。帰ってから早速真似をしてみました。

茶席

蓮の室礼

中国茶席の蓮の花茶会2蓮葉茶壺中国茶葉1

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「絵はがき」シリーズ⑩   韓国

DSCN8748図は、李氏朝鮮時代の木彫の遺物です。少女は蓮の花とどこへ出かけるのでしょうか。少女の顔が素朴でうつくしいです。韓国の蓮文様は、中国、日本とは違う自由奔放で素朴な文化が生まれました。

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「和漢三才図会」    寺島良安(てらしまりょうあん)

蓮 唐音レン[蓮房は蜂に似ている。それでこう名づける。また略して波須という] 『本草綱目』果部蔬類蓮寓[釈名・集解]に次のようにいう。

蓮は子から生育するものは発育が遅く、藕芽〔蓮根〕から生え出るものは発育が早い。芽は泥を穿って入り、白蒻となる。つまり、わかね(草冠+密)である。長いものは一丈余。五・六月の嫩いとき、水にもぐってこれを取り、蔬菜として食べる。俗に藕糸菜という。節に二茎が出る。一つは藕荷〔浮葉〕となり、その葉は水に貼く。その下に横行して藕が成長する。一つは(草冠+支)荷〔立葉〕となり、その葉は水から出て、その旁の茎に花が生じる。葉は清明(二十四気の今の四月五、六日ころ)ののちに生え出る。六、七月に花が開くが、花には紅・白・粉紅の三色がある。花のまだ開かないものを、かんたん(草冠+函、草冠+〓)といい、すでに開いたものは、芙きょ(草冠+渠)「芙蓉・水華」という。

 花の心には黄色の鬚があって、蕊の長さは一寸余。鬚の内がつまり蓮である。花がほころびると房を連ねて、はすのみ(草冠+荷 蓮実である)がなる。蓮の実が房にある様子はちょうど蜂の子が巣にあるのと似ている。六、七月に嫩いものを採って生で食べると脆くて美味である。秋になると房は枯れ、子は黒く石のように堅くなる。八、九月にこれを収取し、黒殻を斫取る。これを蓮肉という。冬月から春にかけて藕を掘り、これを食べる。  大抵、野生のものと紅花のものは蓮が多く藕はよくない。種植えのものと白いろのものは蓮は少なく藕は佳い。花白いものは香りよく、紅のものは艶である。千葉のものは実を結ばない。茎を荷という。茎は葉を背負っているので、負荷の意味をとってこういうのである。蓮の実の中の青い心二、三分を、苦(草冠+意)という。荷梗で穴を塞ぐと鼠は近づかなくなる。荷の煎湯で鑞垢を洗うと新品同然になる。物性によってこうなるのである。(以下略) 続いて蓮肉・藕・荷葉・蓮花の項目があるが、『本草綱目』『古今医統』『山海経』からの引用である。島田勇雄、竹島淳夫、樋口元己訳注『和漢三才図会』 平凡社 1994年第3版より。

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桂花糖藕

これも台北のレストランでいただいた温かくて甘いデザートです。蓮根(藕)に餅米を詰め、柔らかく蒸しあげてから、金木犀の香りのシロップをかけてありました。桂花は金木犀のことで、秋に咲く花をリキュールにつけたものを薄めてシロップにしたようです。

桂花糖藕

 

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紅棗蓮子竜眼湯

台北市内のレストランで出た蓮子(蓮の実)の温かいデザート。散り蓮華にのっているのは棗の実、碗の下に沈んでいる葡萄のように丸いのは竜眼です。ほんのり甘くて温かい湯(スープ)は、ご馳走のあとでも胃にやさしく残さずいただきました。台南に行くと竜眼の木がいっぱいあり、まばらになった葡萄の房のように生っています。料理名はメニューを書き写したものです。

紅棗蓮子龍眼湯

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