日別アーカイブ: 2013年7月26日

ベトナムの蓮茶 「チェー・ホァ・セン」

ベトナム北部ハノイの西湖(タイ湖)で、今も行われている蓮茶の飲み方。この地域は沼地が多く蓮が豊かで、ハノイ中心地から郊外まで大小たくさんの湖がある。「チェー・ホア・セン」は、19世紀初めの王朝(阮朝げんちょう1802―1945)の官僚の間で流行った喫茶法。中国にはジャスミン茶とともに蓮茶が13世紀の文献に記述されている。
「チェーホアセン」(チェーは茶、ホァは花、センは蓮)は香りが最も高い開花2日目の夜明けの花の中に茶葉を入れ、蓮の葉で包んで香りをうつし、翌朝飲むという贅沢な喫茶法である。
2013年7月19日の朝、タイ湖でこのお茶をいただいた。茶葉、雄しべ、粗く砕いた花托を急須にいれ、ポットの湯をそそいで2分ほど。小さな湯のみからは、蓮の香りがのぼり、口に含むとしっかりとしたお茶の味が広がる。目の前には大きな蓮の葉が風に揺れ、この蓮茶を楽しみに来たベトナム人のご夫婦と笑顔を交わしながらの朝のお茶は、何とも優雅で至福の時間だった。かたわらでは、もうひとつの蓮茶「チェー・ティア・セン」づくりに余念がない一家が静かに作業をつづけている。

チェーホアセン1

 

 

 

 

チェーホアセン2

 

 

 

 

チェーホアセン3

 

 

 

 

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