日別アーカイブ: 2013年9月9日

新蓮根掘り

浜名湖のすぐ傍で昭和22年から続いている食蓮栽培の「竹芳」さんの新蓮根掘りを見せていただいた。ここは元養鰻池だったそうで、下から砂利、砂、土という蓮栽培としては珍しい地質だ。蓮根の種類は備中系。新蓮根は地域によっても異なるが、ここでは8月中旬から9月初旬あたりまで。色白で節間が長く、シャキシャキして甘味があるのが特徴。主に京都方面に出荷するため、関東ではお目にかからない。胴長スーツとゴム手袋で、水深60センチほどの浅めの場所で掘り上げが始まる。良い蓮根を手探りであたり、蓮根が埋まっている周囲の泥を高水圧のポンプで除く。するとふっと蓮根が浮き上がるのだそうだ。それを掘り出す。淡ーい黄色味を帯びた白さは、わずかに透き通っていて美しい。ずっしりと重く、「やご」と呼ばれる脇からでている小さい蓮根は、柔らかくて超美味だが、出荷はされない。表面の白さは時間とともに茶色くなるので、掘り上げてから2日以内に食べたほうが、味も落ちない、とのこと。節間が長く真っ直ぐなので、調理がしやすいため料亭などで使われる。箕に入れたのは掘り上げてから20時間後。

新蓮根掘り1-1

 

 

 

 

 

新蓮根掘り2-2

 

 

 

 

 

新蓮根掘り3-3

 

 
新蓮根掘り5S

 

 

 

 

新蓮根20時間後1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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三浦功大さんの仕事。「ご縁」

昨日(2013年9月8日)、浜名湖近くで蓮根栽培を生業としている竹村さんを訪れた。8月中頃から今頃までが新蓮根の出荷最盛期。竹村さんを紹介して下さったのは三浦功大さん。浜名湖へ一緒に行ったことはなかったが、東京では何度かお会いしている。病院へお見舞いにご一緒した時、「この人に色々教えてやって」と言ってくださった。生前、竹村さんを何度も訪れ、とりとめの無い話を何となくして帰ったという。新蓮根掘りを見せていただきながら、三浦さんの話を夕暮れまでした。

三浦さんが残した仕事のひとつに、蓮を中心に人の縁を繋げたことが挙げられる。亡くなったあとも、それは続いている。9月初めにも、山形県・尾花沢の方から、「象鼻杯のことを聞きたい」という連絡がきた。三浦さん亡きあとも、着実に蓮と人の縁が広がっている。三浦さんが望んだように。
*新蓮根掘りの様子は「蓮を味わう」で、ご覧ください。

新蓮根と竹村さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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