月別アーカイブ: 2013年10月

ベトナム・ホーチミンシティレポート2

ベトナム料理教室「Overlandclub」で2日にわたり、蓮料理を6品教えていただいた。
一日目のメニュー①蓮の茎とエビの炒め物②蓮の葉包みご飯③蓮の実のチェー
ここでいう蓮の茎とは、水面に見える花柄や葉柄(茎)ではない。地下茎部分である。
江戸時代の医師・寺島良安が著した「和漢三才図会」の「蓮」の記述によれば「六、七月に嫩いものを採って生で食べると脆くて美味である。」とある。「嫩い―わかい」「脆くて―もろくて」、つまり若い地下茎は粘りはないが美味である、というような意味だろうか。日本では秋に地下茎が肥大化した蓮根を食べるが、若い地下茎はほとんど採らない。

蓮の茎参考台湾ポスター

上の写真は台湾の小学生向けポスターの一部。蓮の部位と効能、利用方法が書かれている。右上に「嫩莖」の文字がみえ、刻んだ白い茎の写真があり、調理法として酢漬け、醤油で食べるというようなことが書いてあるらしい。ベトナムでは「蓮の茎」をごく普通に食べている。以下、料理教室の調理写真。

蓮の茎

 

 

 

 

 

蓮の茎と海老の炒めもの材料

 

 

 

 

 

蓮の茎と海老の炒めもの2

 

 

 

 

 

蓮の茎と海老の炒めもの完成

 

 

 

 

 

 

柔らかくてシャキシャキで本当に美味しかった。食感はモヤシをさっと炒めたものに近いが、モヤシのような青臭さはなく、ほのかな甘みがある。アサツキ加え、仕上げに香菜をたっぷり盛り、あまり辛くない唐辛子の飾り切りを添えて完成。
ベトナムは日本のように南北に長い国なので、北部・中部・南部で味付けが違うという。北部は塩味、中部は辛目、南部は甘めだそうだ。が、7月に北部ハノイで食べたものは塩気が強いとは特に感じなかった。
先生はベトナム人だが、オーナーの日本人女性・富澤由紀さんがついてくださるので、何でも質問できて楽しかった。

Overlandclub→http://www.overlandclub.jp/taikencooking.html

 

カテゴリー: 蓮を味わう | ベトナム・ホーチミンシティレポート2 はコメントを受け付けていません。

ベトナム・ホーチミンシティ・レポート

10月初旬、ベトナム南部ホーチミンシティを一人で訪れた。目的は二つ。一つはベトナムの蓮料理を習うこと。今一つはベトナムのサラダと言えば「蓮の茎のサラダ」だが、茎と言っても地下茎のランナー部分を食べる。日本では食べない部分なので、そ収穫の様子を知りたかったのだ。
成田から6時間、タンソンニャット国際空港内のエスカレーターに大きくピンクの蓮が描かれていた。よく「ベトナムの国花は蓮」と思われているが、正式にはまだ認定されていない。現在「ベトナム国花プロジェクト立案委員会」で選考中だそうだが、国民の多くがピンク色の蓮が相応しいと考えているとのこと。

タンソンニャット国際空港エスカレーター

 

 

 

 

 

ホーチミン市の中心部には少女を抱いている革命家ホー・チ・ミン氏像があり、蓮の鉢が置かれていた。「バッ・ホー(ホーおじさん)」と親しみをこめて呼ばれている像の周りにはいつも蓮の花がある。

ホーチミン像と蓮

 

 

 

 

 

ベトナム戦争は1975年終結、76年7月2日ベトナム社会主義共和国となり、南ベトナムの首都サイゴンは、ホー・チ・ミンにちなんで氏の名を冠した。

 

 

カテゴリー: 蓮関連ニュース | ベトナム・ホーチミンシティ・レポート はコメントを受け付けていません。