月別アーカイブ: 2014年8月

ベトナムの蓮「実生栽培記録3」

昼間は相変わらず暑いですが、朝晩は少し涼しさを感じるようになりました。
ベトナム南部の蓮は元気に育っています。

8月23日2014
鉢栽培なので、中央に植えた種は鉢の周りに向かって伸長しているのが分かります。田んぼや池では、真っ直ぐ、そして節が出来るとそこからどんどん枝分かれしていきますが、鉢なので鉢の壁にぶつかってグルグルと回り込んで成長していくのです。
小さいですが立ち葉もあがっているので、順調に成長しているようです。今年は花は咲きません。秋になるこれからは葉も枯れ始めます。そして地中の地下茎(蓮根)の一部が肥大化し、栄養(主に澱粉質)を蓄えながら、来春まで休眠状態に入ります。

葉がまだ緑なので、あと一回くらい施肥をします。春から夏はリン酸が多めのものでしたが、この時期の肥料はチッソ・リン酸・カリの割合が(出来れば)カリが多めのものが良いかと思います。カリは根を育てる役目なので。もちろんこれまで使っていた肥料でも大丈夫です。

このまま秋冬を越し、来年3月末になったら掘りだして、もっと大きな鉢に植え替えます。このベトナム・ミ―ホア村の蓮の花は、一重でピンクの大型種でしたから、きっと大きな鉢で育てた方が良いでしょう。来年が楽しみです。

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根津美術館・周茂叔愛蓮図ほか

「涼風献上」と題した東京都港区南青山の根津美術館収蔵品展が開催中。蓮関連の展示品も多く、見ごたえのある展覧会。
出品目録から蓮関連を抜き出してみると、
蓮池白鷺図(梅隠画)、染付白鷺文皿、青花蓮池水禽文水甕、青花蓮池水禽文大壺、周茂
叔愛蓮図(伝 小栗宗湛筆)、青磁透彫蓮華文香炉、双鶴鴛鴦八稜鏡。
同時開催の高麗・朝鮮時代の仏画にも蓮が描かれ、仏教彫刻には様々な蓮台が見られる。
夏の茶事として展示された青磁の香炉が素晴らしい。
根津美術館チラシ裏9月7日まで。

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「琴台歌手」開花初日と二日目

今日から8月。関東地方の蓮池では7月半ばから観蓮会が始まり、今月半ばまで約一カ月間つづきます。早いところでは6月半ばから咲き始めます。
日本蓮学会の事務局がおかれているギャラリー<季の風>には、居ながらにして蓮を眺められる蓮見障子があります。
今朝は、大型一重咲きの「真如連」中型一重咲きの「太白蓮」、そして中型、半八重咲き中国種の「琴台歌手」(二日目)が朝日に輝いていました。その他にも蕾が3輪確認できます。

今朝の蓮見障子8月1日
ピンクの琴台歌手は一日目と二日目では様子が大分ちがいます。下は1日目。タイの品種に良く似た雰囲気です。

琴台歌手7月31日

下が2日目。(嵌めごろしのガラス窓の線がちょっと邪魔ですが・・・)。

琴台歌手8月1日
日本人は楚々とした一重が好きな傾向がありますが、中国では華やかな半八重や八重咲きが好まれるそうです。
開花初日と二日目の格差(?)はなかなか面白いものがあります。

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