このギャラリーには2枚の写真が含まれています。
事務局のあるギャラリー<季の風>の蓮が咲き始めました。 雪見障子ならぬ蓮見障子からは「太白蓮」「曙紅蓮」などが次々と咲いています。 アプローチの大小の鉢20鉢も道行く人の目を楽しませています。 今年は鉢土を全部新しくし、 … 続きを読む
7/2(日) 15:06配信
佐賀城内の南堀を埋め尽くすハスの葉の間からつぼみが顔を出し、白やピンクの花が咲き始めている。ハスが花開くお堀沿いを散歩コースにしている人も多く、時折足を止め、大輪の花に見入っている。
南堀のハスは2006年に外来種のミシシッピアカミミガメによる食害で全滅。その後再生を目指す実行委が保護柵を設置し、地域の小中学校の協力などで少しずつ再生していった。今では南堀を覆い尽くすまでに群生している。見ごろは8月の中旬まで。
実行委の永原光彦副会長は「ハスは早朝から午前9時半ごろまでに花開き、ほのかな香りも発する。一緒に楽しんで」と通な楽しみ方を話す。
大阪生田区在住K様から、「ご近所の方が育てている双頭蓮です」と当会にメールをいただきました。 広い蓮田でもなかなか見られませんが、鉢栽培での双頭蓮はかなり珍しいと思います。 観蓮の季節がはじまりました。双頭蓮を探すのも楽しいですね。 以下は、三浦功大著『蓮への招待』(2004年西田書店)より「双頭蓮(並頭蓮)と妙蓮の違い」のごく一部を引用した文です。 双頭蓮は珍しい花とみえて咲いたの最古の記録は、『日本書紀』舒明帝七年(635年)七月の項に「是月、瑞蓮生於剣池、大和国高市郡石川村、一茎二花」とある。 日本の古代社会においては、一茎二花の双頭蓮は吉祥の花とされていた。 『日本書紀』では曽我氏の繁栄を祝う瑞祥の花として記されている。
上越市の高田公園は蓮で全国にその名を知られている。
その高田公園に「双頭蓮」が咲いたというメールをNさんという方から頂いた。
掲載した写真はNさんから送られてきたもの。(2016年7月31日撮影)。
たくさんの蓮の花が咲く中で、よく見つけられたと思う。
昨年も同じような場所で「双頭蓮」が咲いたが、品種名か?というお問い合わせである。
「双頭蓮」は突然変異で現れるものなので、そのような名前の品種ではない。
その実および種レンコンを植えつけても、双頭蓮は咲かない。
中国では瑞蓮とも呼ばれ、偶数を好むこの国では目出度い現象として喜ばれている。
Nさん、ありがとうございました。
7月23日(土)24日(日)午前7時~11時
会場1 大賀藕絲館の施設
会場2 大賀藕絲館が管理栽培している蓮田(約3千坪)
★「会場1」
・蓮の染め物体験、蓮の茎の繊維(茄糸)を使った織物体験。
・蓮田で収穫した蓮の実を使った「蓮の実おこわ」「シフォン・ケーキ」
「蓮の実味噌」などの販売。
★「会場2」
・蓮の花の販売
・蓮の生態の話を随時おこなっています。(当会・塩澤)
★「会場1」から「蓮田」までは大賀藕絲館の車で送迎。
★蓮田には駐車場・トイレはありません。
藕絲館施設を利用してください。
ハスの花の中心には、海綿質で出来ている円錐形の花托(かたく)がある。
花托にはメシベである心皮が入っていて、黄色い柱頭だけが外にでていて、昆虫がオシベの花粉を運び、受粉する。
↑ 通常の花托。
オシベの香りに誘われてミツバチがきているが、受粉前なので、柱頭は黄色い。
オシベも整然と並んでいる。
↑
受粉後。柱頭が黒ずみ、オシベも乱れている。香りもあまりしなくなる。
左は花弁が散って間もない花托。
↑
花弁が散ってから約3週間の間に果托は成長し、実は食べごろになるが、もっと早く食べても、甘くて美味しい。カンボジアの子どもたちは、まだ花弁がついているままの花托の実をとりだして食べていたので、私も真似をしてみたら、とても甘かった。
近代茶人・原三渓も、1週間目くらいのハスの実は美味であると言っている。
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スポンジ状の果托には、成熟したハスの実が育っている。この実は、外皮と薄皮を剥いて生のまま食べることが出来、晩夏から初秋だけに味わえる。
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秋になると外皮も実も固くなり、剥いてたべるのは困難になる。
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晩秋の果托。茎も枯れて折れ曲がり、ハスの実を田圃に落とす。
ハスの実は非常に固いので、自然に発芽することは滅多に無いが、稀に発芽すること
もある。埼玉県行田市の行田蓮(古代蓮)は自然発芽である。
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事務局のあるギャラリー<季の風>の蓮が咲き始めました。 雪見障子ならぬ蓮見障子からは「太白蓮」「曙紅蓮」などが次々と咲いています。 アプローチの大小の鉢20鉢も道行く人の目を楽しませています。 今年は鉢土を全部新しくし、 … 続きを読む
7月23日まで一般公開されている東大ハス見本園。
正式名称「東京大学大学院農学生命科学研究科付属 生態調和機構 ハス見本園」。
ハスの足元には品種名が書かれ、技術者の方やボランティアが説明をしてくれます。
入口ではパンフレットも配布されています。
西武新宿線・田無駅から徒歩7~8分。構内には自販機などはありませんので、
必ず水分持参でおでかけください。
カンボジア映画にハスが登場。
ソト・クオーリーカー監督作品(カンボジア初の女性監督)『シアター・プノンペン』に
ハスの場面が登場します。
東京神田・神保町・岩波ホール www.iwanami-hall.com
上映期間 7月2日~7月29日
以下、チラシの一部から、
<オ―ルロケーションですべてが本物>
多くの映画人を見守って来た映画館シアタープノンペン。かつて国立劇場として利用されてきた実際の映画館だ。往時は、”アジアのパリ”呼ばれたプノンペン・・・ネオンに揺れるエネルギッシュな街、深い緑に包まれ静寂の中に佇む蓮の池・・・。まさに現代と歴史が混然となったカンボジアの”今”を、オ―ルロケーションで見事に写しとっている。
お知らせが遅くなりましたが、10月から新たに「江戸園芸と蓮」というテーマで講読会をいたします。
講師は江戸園芸歴史文化研究家・平野 恵(ひらの けい)先生です。
江戸時代の本草書に掲載されている蓮の項目を、時代順に読んでいき、19世紀を中心にした関連資料の紹介もしていただきます。
平野 恵先生のプロフィール
近世・近代の文化史、特に園芸文化史を専門とする。
主な著書『十九世紀日本の園芸文化』(思文閣出版)
『温室』(ものと人間の文化史、法政大学出版局)
『浮世絵でめぐる江戸の花』(誠文堂新光社、共著)
・台東区立中央図書館 郷土・資料調査室 専門員
・東洋大学 非常勤講師。日本女子大非常勤講師
日 程 (毎月月末の火曜日夜)
第1回 10月27日(火)
日本最初の総合園芸書『花壇綱目』貝原益軒『大和本草』を読み解きます。
時間があればおなじ益軒の『花譜』まで。
第3回 12月15日または22日(火)*
第4回 2015年1月26日(火)*
・2月、3月は平野先生の研究期間のため休講。4月から再開いたします。
・2月は「ベトナムの蓮」と「蓮の花茶の作り方」の映像上映を予定しております。
会場 10月11月は豊島区立勤労福祉会館会議室 03-3980-3131
時間 18:30~20:00(予定)
会費 1回5千円(当日納入ください)。
・17:30~18:30は蓮の情報交換を行います。こちらも是非ご参加ください。*12月からの会場について
勤労福祉会館が大幅な改修工事に入るため、池袋東口近くの会議室を予定しています。
決まり次第お知らせいたします。
人数に余裕がございますので、参加希望の方は下記までご連絡お待ちしております。
info@nippon-hasu-gakkai.jp