カテゴリー別アーカイブ: 蓮コレクション

1952年11月3日『LIFE』に紹介された大賀ハス

大賀ハスがアメリカの『LIFE』(国内版)に紹介されたのは、1952年11月3日号。タイトルは「最古の花」。
話には聞いていましたが、この『LIFE』を実際に手にしたのは初めてです。
大輪の大賀ハスが露に濡れ、風にゆれて、今にもあの馥郁とした香りが漂ってくるような迫力ある写真でした。
黒竹と思われる竹の添え木をされて、大切に大切に咲かせた様子が伝わってきます。

LIFE大賀一郎博士記事1

LIFE表紙
二週間後、インターナショナル版も出され、世界中に大賀ハスが紹介されました。

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中国年画・蓮年有余

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

蓮年有余絵葉書S

「蓮年有餘」というタイトルの中国版画です。
蓮は多子の象徴とともに「連なる」と発音が同じなので幸せが続くことを、子供はそのまま子宝を、魚は余裕の余と発音が同じなので余裕があることを表しています。
すなわち余裕と富裕が年々続いていくという意味を表すので、お正月のお祝いのプレゼントに使われます。

中国の版画の歴史は長いのですが、日本人にはちょっとなじみにくい大人びた顔の子どもは、楊柳青という年画工房の特徴です。
楊柳青は、河北省の天津西方15kmにある、100人以上の版画家を擁(よう)する年画工房で、明代の万暦年間(1573~1619年)から年画製作を始め、300年余の歴史があります。楊柳青年画は、子孫繁栄にちなんだ「蓮笙貴子」や「年年有魚」などの伝統的な図柄と、京劇や話劇(現代劇)などにちなむ戯曲の一幕を題材にしたものが多く、魔除けや吉祥を表す伝統的図柄に特徴があります。

社会主義以後、こうした伝統的な題材は好まれなくなっているようですが、庶民の間では今でも「蓮年有餘」の願いはつづいています。

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ベルベットのストール

韓国・大邱広域市は繊維産業で有名だが、ベルベット(ビロード)でも知られている。この薄手のストールには特殊な技法で蓮が描かれている。薄物の透ける生地にハスの柄を残してベルベットの繊維を吹き付けている、と言えば良いか・・・。
微妙でシックな色合いがとても美しい。(巾60㎝ 長さ200㎝)

ベルベットストールL

グレーや黒く見える線描部分が透けている。ハスの柄になるよう残している。

ベルベットストールアップ

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「絵はがき」シリーズ ⑯ 読者の皆様に感謝をこめて

かわいらしい女の子が、蓮の花の上に化生して両手を合わせています。猛暑に向かい、「絵はがき」シリーズを見ていただいた、皆様のご健康と今年も沢山の蓮の花が見られますようにお祈りしています。

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「絵はがき」シリーズ ⑭  最後の将軍・徳川慶喜 1837~1913年の絵

15代将軍(江戸幕府最後の将軍)・慶喜は水戸の徳川斉昭(なりあき)の七男として江戸の水戸藩邸で生まれた。しかし、江戸のような華美な都会では男子はたくましく育たないという父・斉昭の教育方針で、幼少のころから水戸に移され育てられた。そして5歳のときから水戸の弘道館で徹底的な英才教育をほどこされ、弘化4年(1847)、11歳のとき、八代将軍・吉宗の血をひく一橋(ひとつばし)家の養子となった。黒船の来航以降、尊皇攘夷の嵐が吹き荒れ、政治の中心が京都に移り、慶喜は将軍後見職、禁裏御守衛総督を歴任した。慶応2年の第二次長州征伐の間、7月、家茂が急死したので徳川家を継ぎ、第15第将軍の座についた。そしてさまざまな政治的困難を乗り越えたが、慶喜は政治情勢を考え、大政奉還をなし遂げた。維新後は明治35(1902)年、公爵を授けられ、大正2年、77歳で没。「はがき」の彩色は油絵。20年ほど前「徳川慶喜」展で購入したもの。

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「絵はがき」シリーズ ⑬   展覧会案内はがき

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図は、2013年10月28日~11月11日まで、奈良の元興寺総合収蔵庫で開催された「死んで、花実も咲くものだ 蓮華往生」展の案内はがきです。
はがきの図は、市川鰕十郎追善絵(文政10年 1827)です。展示品は、古都奈良の寺院から集められた逸品で、初見の物がたくさんあり感激しました。目録も発行されました。

興元寺(がんごうじ)は、奈良市にある、南都七大寺の1つに数えられる寺院。蘇我馬子が飛鳥に建立した、日本最古の本格的仏教寺院である法興寺がその前身である。法興寺は平城京遷都に伴って飛鳥から新都へ移転し、元興寺となった(ただし、飛鳥の法興寺も元の場所に残り、今日の飛鳥寺となっている)。現代の元興寺は東大寺の末寺、「古都奈良の文化財」の一部として、世界遺産にも登録されている。

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「絵はがき」シリーズ ⑫   散華

「尼門跡寺院の世界」(皇女たちの信仰と御所文化)展、東京芸術大学大学美術館、2009年に行われた時に買い求めた一枚。日本には今でも京都、奈良に13の尼門跡(皇族、公家など、高貴な女性の入寺によって、営まれてきた独自の品格を持つ寺院があります。図の散華は200~300年前のものと思われます。光照院蔵。

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「絵はがき」シリーズ ⑪   ベトナム

二人の少女が小舟に乗って観蓮している、ほほえましい図です。ベトナムは蓮の国で陶器、版画、蓮茶などのお土産が、たくさんあったようです。ベトナム航空の飛行機の尾翼は、蓮の花ですし、また、蓮文様の美しい切手がたくさん発行されています。しかし、近代化の波によって、蓮の花も次第に忘れられようとしているのが現状のようです。図の文字は、ベトナム語で「こんにちわ」です。

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蓮と恐竜のバッグ

紅い蓮の花と大きな葉をかついで歩くガソサウルス、愉快なデザインの布製バッグ。
5月にギャラリー<季の風>で開かれたハンドメイドバッグ作家・平川亜矢子さんの作品。蓮と恐竜の組み合わせは突飛ではない。蓮は1億年前に地球上に誕生していたと思われ、恐竜と共存している可能性も考えられるからで、想像していると実に楽しいバッグ。

蓮と恐竜のバッグ

 

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「絵はがき」シリーズ⑩   韓国

DSCN8748図は、李氏朝鮮時代の木彫の遺物です。少女は蓮の花とどこへ出かけるのでしょうか。少女の顔が素朴でうつくしいです。韓国の蓮文様は、中国、日本とは違う自由奔放で素朴な文化が生まれました。

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