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- I love lotus.について
I love lotusは、蓮の花に興味をいだいた先人達が、随筆、和歌、俳句、絵画、工芸などに残しています。
これらを発掘して、花蓮に関係するものを、ご紹介していくコーナーです。
蓮学文献解題について
本欄は古事記から現代までに発行された、日本蓮学に重要な著書、論文(雑誌・単行本所収)、報告書に蓮学に影響を与えた隣接諸科学の文献を加えて掲載し、管見ではあるが、それについて解題するものである。
記載は、著書・報告書については、書名(叢書名・巻数・副題)著(編)名・版型・頁数・発行年・発行所名・内容解説、論文については、論文名(副題)・筆者名・誌(書)名・巻号数・所載頁数.発行年月日(単行本所収は論文は発行所名も記す)・内容解説を記す。
花蓮について
「蓮(はす)」の誕生は、非常に古く地球上には白亜紀後期の約1億年前に出現していたことは、出土した化石から判明しています。恐竜と共存していたと思われます。
日本では7000万年前の化石が福井県で発見されていますし、北海道から九州まで各地で蓮の化石が発見されています。
これまで世界各地で蓮の化石が発見されていますが、そのほとんどは北半球からです。蓮は何度かの過酷な氷河期をくぐり抜けて、今日まで生き延びている貴重な植物なのです。 -
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「I love lotus」カテゴリーアーカイブ
「藕糸織り」折口信夫(おりくち しのぶ 1887年~1953年 日本民俗学者・国文学者・国語学者)
「藕糸織り」折口信夫(おりくち しのぶ 1887年― 1953年 日本 民俗学者、国文学者、国語学者) 十一 若人等は、この頃、氏々の御館ですることだと言って、苑の池の蓮の茎を切って来ては、藕(ハス)糸(イト)を引く工夫 … 続きを読む
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「ロータスの環」 松山俊太郎 (インド学者 1930年生まれ~ )
植物学では、ハスは Nelumbo、スイレンはNymphaea、オニバスはEuryale、オオオニバスは、Victoriaで、ともにスイレン科の水草であるとはいえ、属を異にしている。ところが、文化史からすればハスとスイレ … 続きを読む
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「蓮」 斎藤正二 1925年生 日本文学者
ハチスの語源は、たとえば、『和漢三才図会』(1713年刊)に「蓮 和名波知須。蓮房以蜂巣故名之。又略曰波須」と見える記事によって代表されるように、この実が蜂巣に似ているところから名づけられた、というふうにいわれている。こ … 続きを読む
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花中の君子 蓮 水上静夫 (1922~ 中国文学者)
泥中よりの清廉の使者 蓮 蓮はインドが原産地であるということは、植物学の定説であるようである事実、インド上空を飛行機でとぶと、わが奈良県の五万に及ぶ沼地以上に、多くの沼沢池があり、そこに野生の蓮が群生しているといわれて … 続きを読む
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「ハスと人間」 宮本常一(みやもと つねいち 1907年~1981年 日本民俗学者)
蓮は方々の庭園の池に水蓮などとともに植えられていて、6月頃に花をひらき、一つの点景をなしている。つまり観賞用の植物なのであるが、単に観賞用としてではなく、早くからその根を食用に供することを知っており、一般民衆には食 … 続きを読む
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「蓮花図」(はすはなず)
宮本百合子〔(みやもと ゆりこ)1899年(明治24年)-1951年(昭和26年) 作家、評論家〕の随筆に次の「蓮花図」があるので、冒頭の部分を投稿する。興味ある人は続きを見てください。 「志賀直哉氏編、座右宝の中に、除 … 続きを読む
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「蓮」 豊島与志雄 <とよしま よしお>
豊島与志雄 <とよしま よしお、 1895年(明治23年)-1955年(昭和30年) 小説家、翻訳家、仏文学者>。 私は蓮が好きである。泥池の中から真直に一茎を伸ばして、その頂に一つ葉や花や実をつける。そ … 続きを読む
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蓮の話 双頭蓮と蓮の曼荼羅 牧野富太郎(植物学者 1862~1957)
諸君は、諸処の池において「蓮」を見ましょう。その清浄にして特異なる傘状の大きな葉とその紅色もしくは白色の顕著なる花とは、一度これを見た人のけして忘るることのできぬほ立派なものであります。またその蓮根と呼ぶものを諸君は食事 … 続きを読む
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蜘蛛の糸
4月4日「蓮の豆知識」<蓮に香り>について投稿しました。それに関連し思い出したのが、 芥川龍之介(1892~1927)が『赤い鳥』創刊号(大正8年)に発表した「蜘蛛の糸」です。蓮の香りで始り、蓮の香りで終って … 続きを読む
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蓮 美への行動と日本文化 西山松之助
蓮華蔵世界 蓮の花を測定して、全国くまなく歩きまわったこともないので、この花が最大の花だときめることは当を得ていないであろう。もちろん私の推定なのである。推定なのだが、たぶん誰でもそうだろうと賛成してしてくれるのではない … 続きを読む
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