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- I love lotus.について
I love lotusは、蓮の花に興味をいだいた先人達が、随筆、和歌、俳句、絵画、工芸などに残しています。
これらを発掘して、花蓮に関係するものを、ご紹介していくコーナーです。
蓮学文献解題について
本欄は古事記から現代までに発行された、日本蓮学に重要な著書、論文(雑誌・単行本所収)、報告書に蓮学に影響を与えた隣接諸科学の文献を加えて掲載し、管見ではあるが、それについて解題するものである。
記載は、著書・報告書については、書名(叢書名・巻数・副題)著(編)名・版型・頁数・発行年・発行所名・内容解説、論文については、論文名(副題)・筆者名・誌(書)名・巻号数・所載頁数.発行年月日(単行本所収は論文は発行所名も記す)・内容解説を記す。
花蓮について
「蓮(はす)」の誕生は、非常に古く地球上には白亜紀後期の約1億年前に出現していたことは、出土した化石から判明しています。恐竜と共存していたと思われます。
日本では7000万年前の化石が福井県で発見されていますし、北海道から九州まで各地で蓮の化石が発見されています。
これまで世界各地で蓮の化石が発見されていますが、そのほとんどは北半球からです。蓮は何度かの過酷な氷河期をくぐり抜けて、今日まで生き延びている貴重な植物なのです。 -
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「花蓮図鑑」カテゴリーアーカイブ
「琴台歌手」開花初日と二日目
今日から8月。関東地方の蓮池では7月半ばから観蓮会が始まり、今月半ばまで約一カ月間つづきます。早いところでは6月半ばから咲き始めます。 日本蓮学会の事務局がおかれているギャラリー<季の風>には、居ながらにして蓮を眺められ … 続きを読む
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朝日蓮(あさひれん)
紅蓮、一重 朝の太陽ように真っ赤な花色であるが、命名、来歴は不明。灌園の『本草図譜』には、花弁円く紅色なり、中より先濃紅色実の色淡緑花の本帯の如き物あり」とある。明治36年の『水栽四君子』に、載っていないので、江戸時代に … 続きを読む
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錦蘂蓮(きんずいれん)
紅蓮、八重、中型種。 錦蘂蓮は定信の『池のにしき』には、載っていず、星野文良の『清香画譜』には、図版が載っている。岩崎灌園の『本草図譜』には、「花形形色供に前条(紅碧台蓮 筆者注)と同じく唯実常のごとし。花弁外は大に中細 … 続きを読む
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茶碗蓮
『本草図譜』には、「花少く弁の数少なく淡紅色花の本に蒂あり」とある。現代では、蓮の花の品種分類を、大型種(花径が26センチ以上)、中型種(花径が25~15ンチの花)、小型種(茶碗蓮 花径が15~10センチの花)、碗蓮(1 … 続きを読む
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感得蓮(かんとくれん) 一名(水戸感得蓮 みとかんとくれん)
白蓮 一重 大形 『白川候蓮譜』(国会図書館蔵),『水栽四君子』(明治36年)には、「水戸感得蓮」の名前で載っている。 『池のにしき』には、8月5日(写生)、「和蓮皆如此」とあり、『本草図譜』には、花豊に全く白色なり」と … 続きを読む
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湘妃蓮(しょうひれん)
湘妃蓮 白蓮 八重 大型 岩崎灌園筆の『本草図譜』には「自園の物の図、花形芍薬に似て白色に微し青ミあり」とある。灌園は幕府より現在の文京区に土地をかりて、草花を育てているので、そこで咲いたものと思われます。「湘 … 続きを読む
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藤壺蓮(ふじつぼれん)
藤壺蓮(ふじつぼれん) 一重 紅蓮 大型。(鷹司家藤壷蓮、藤壷蓮鷹司新出)の別名あり。 『池のにしきに』には、8月3日写す。「鷹司家新花」とあり、花の説明は「満開する処、先日の花に比すれハ大所にして房もたかふ故に、ここに … 続きを読む
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大和錦(やまとにしき)
紅、一重、碗蓮・茶碗蓮。定信の『池のにしき』には、7月2日、「大如図、如此小蓮満開せずして落下す、ゆえに中開くを真写す」とあり、『本草図譜』には、「白川公の蓮譜の図茶碗蓮の類にして花小く淡紅色実も小にして房中に4、5類を … 続きを読む
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緑紅白蓮(りょくこうびゃくれん) 白蓮 一重
『池のにしき』には、「花巾紅糸なし 紅糸白替」と記されていて、『本雑図譜』には、「花弁長く白色にして中は小黄色を帯へり」とある。 漢和辞典には、「緑紅」の出典を、杜牧・詩「千里鶯啼緑白映」で、「青い葉とくれないの花」と出 … 続きを読む
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「賜白蓮」(しはくれん)と「賜紅蓮」(しべにれん)
「賜紅蓮」白種 一重 大型。「賜紅蓮」(別名 紅天竺蓮)紅蓮 一重 「賜白蓮」について、定信の『池のにしき』には、写生した7月4日、大如図とある。灌園の『本草図譜』には、「白色にして青ミあり」とある。「賜紅蓮」についの写 … 続きを読む
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「賜白蓮」(しはくれん)と「賜紅蓮」(しべにれん) はコメントを受け付けていません