カテゴリー別アーカイブ: 例会記

「江戸園芸と蓮」講読会のお知らせ

お知らせが遅くなりましたが、10月から新たに「江戸園芸と蓮」というテーマで講読会をいたします。
講師は江戸園芸歴史文化研究家・平野 恵(ひらの けい)先生です。

江戸時代の本草書に掲載されている蓮の項目を、時代順に読んでいき、19世紀を中心にした関連資料の紹介もしていただきます。

平野 恵先生のプロフィール
近世・近代の文化史、特に園芸文化史を専門とする。
主な著書『十九世紀日本の園芸文化』(思文閣出版)
『温室』(ものと人間の文化史、法政大学出版局)
『浮世絵でめぐる江戸の花』(誠文堂新光社、共著)
・台東区立中央図書館 郷土・資料調査室 専門員
・東洋大学 非常勤講師。日本女子大非常勤講師

日 程 (毎月月末の火曜日夜)
第1回 10月27日(火)
日本最初の総合園芸書『花壇綱目』貝原益軒『大和本草』を読み解きます。
時間があればおなじ益軒の『花譜』まで。

貝原益軒肖像画
第2回 11月24日(火)

第3回 12月15日または22日(火)*

第4回 2015年1月26日(火)*

・2月、3月は平野先生の研究期間のため休講。4月から再開いたします。
・2月は「ベトナムの蓮」と「蓮の花茶の作り方」の映像上映を予定しております。

会場 10月11月は豊島区立勤労福祉会館会議室 03-3980-3131
時間 18:30~20:00(予定)
会費 1回5千円(当日納入ください)。
・17:30~18:30は蓮の情報交換を行います。こちらも是非ご参加ください。*12月からの会場について
勤労福祉会館が大幅な改修工事に入るため、池袋東口近くの会議室を予定しています。
決まり次第お知らせいたします。

人数に余裕がございますので、参加希望の方は下記までご連絡お待ちしております。
info@nippon-hasu-gakkai.jp

 

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「原 三渓と蓮」講座のご案内

横浜・三渓園の創設者で近代茶人・原三渓の研究書『原 三渓』(齋藤清 淡交社)の刊行を記念して、二月から「原 三渓と蓮」の講座を6回にわたり開講いたします。
講師は三渓研究の第一人者・齋藤清先生です。
その著書の中で「美術蒐集家の中で、三渓ほど蓮を愛でた人はいないであろう」と書かれていますが、どのように蓮と関わったのか、齋藤先生の収蔵品を見せていただきながら、お話を伺います。蓮に関心のある方、美術に関心のある方、茶事に関心のある方、どなたでも歓迎いたします。

期日 毎月最終土曜日 18:30~21:00(予定)
(17:30~18:30 蓮に関する情報交換タイム。この時間に食事も可)
会場 豊島区立勤労福祉会館4階会議室
会費 一回5千円

第一回(2月28日) 原三渓と三渓園
第二回(3月28日) 美術品買入れと覚書と蓮
第三回(4月25日) 三渓と茶事と蓮
第四回(5月30日) 三渓と蓮の自作画
第五回(6月27日) 三渓の終焉
第六回(7月27日―月曜日)
齋藤先生の解説により、横浜・三渓園内を見学。昼食は三渓園で採れた蓮の実の       「蓮華飯」の会席料理をいただきます。

 

原三渓
齋藤 清(さいとう きよし)
昭和24年(1949)神奈川県生まれ。大学を卒業後、昭和59年まで「みの美術店」に勤務。現在は「古美術 齋藤」の主人。中学1年の春、「三渓園」を訪れて以来、興味を持ち始め、三渓に関する資料や美術品を収集するとともに、研究を進め、平成18年に自費出版(限定100部)『原三渓 今村甚吉宛書簡集』を刊行。

お問い合わせ・お申し込みは
Eメールinfo@nippon-hasu-gakkai.jp 事務局・塩澤珠江まで。

 

 

 

 

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『欽定古今図書集成』講読会・第二シリーズのお知らせ

資料館3清朝衣裳写真は台南白河鎮「蓮の資料館」に展示されている
清朝時代の衣装。蓮紋様の刺繍が施されれています。

 

 

 

 

 

 

★中国最古の百科事典『欽定古今図書集成』(きんていここんとしょしゅうせい)講読会の第二シリーズを4月から12月(9回の予定)まで開講いたします。
講師は昨年に引きつづき中国の花蓮事情に精通されているいる作家・池上正治先生です。
蓮に関心のある方でしたら、会員以外の参加も歓迎いたします。

前回(2013年)の「蓮部彙考」(博物彙編の第93巻)は、蓮に言及している最古の『詩経』(BC7世紀?)から、『爾雅』などの事典、『斉民要術』などの農書、医薬学の巨著『本草綱目』(16世紀)まで、歴代の文献中の「蓮」を総合的に講読しました。

今年(2014年)は「蓮部芸文の1」(博物彙編の第94巻)で、文学の中でも、叙情的な要素が強いとされる「賦」(ふ)に詠まれた「蓮」を読み解きます。。
具体的には、3世紀の閔鴻「芙蓉賦」から、6世紀の簡文帝「採蓮賦」、9世紀の白居易(楽天)「荷珠賦」、13世紀の劉詵「瑞蓮府」まで、計31篇。作品講読のほか、各時代の背景なども解説いたします。

★『欽定古今図書集成』 (きんていここんとしょしゅうせい)は、18世紀、中国・清    代の百科事典(類書)です。現存する類書としては中国史上最大で、巻数10,000巻からなります。本書は、清の康熙帝が陳夢雷(1651年 – 1741年)らに命じて編纂を開始、その後さらに雍正帝の命により、明の『永楽大典』に倣って蒋廷錫(1669年 – 1723年)等が増補し、1725年(雍正3年)12月に完成しました。

開講日 毎月最終土曜日  第一回は4月26日です。
会 費 一回5000円。
会 場 豊島区立勤労福祉会館会議室(池袋西口より徒歩10分) 電話

参加ご希望の方は事務局までFAX/メールでご連絡ください。
FAX 042-727-8724
メール     info@nippon-hasu-gakkai.jp

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『欽定古今図書集成』講読会のご報告

毎月1回開いてきた昨年の例会のご報告です。

『欽定古今図書集成』(きんていここんとしょしゅうせい)講読会の1クールが2014年1月18日、11回で終了致しました。講師は中国の花蓮事情に精通されている作家・池上正治先生にお願いし、昨年3月にスタートしましたが、回を重ねるごとに興味深い内容と図版が次々と示され、大変実り多い講読会でした。

古今図書集成2『欽定古今図書集成』(きんていここんとしょしゅうせい)は、18世紀、中国・清代の百科事典(類書)です。現存する類書としては中国史上最大で、巻数一万巻からなります。清の康熙帝が陳夢雷(1651年 – 1741年)らに命じて編纂を開始、その後さらに雍正帝の命により、明の『永楽大典』に倣って蒋廷錫(1669年 – 1723年)等が増補し、1725年(雍正3年)12月に完成したものです。
蓮についての記述がある博物彙編・草木典・93巻・蓮部彙考に登場する書籍は

『詩経』『周禮』『爾雅』『南方草木状』『斎民要術』『陸疏広要』『酉陽雑爼』『種樹書』『埤雅』『爾雅翼』『清供録』『家清供』『花疏』『瓜蔬疏』『三歳図会』『農政全書』『本草綱目』『遵生八牋』『草花譜』『羣芳譜』『直省志書』の21書で、中国の太古から明中期頃までの花蓮について、各時代の蓮の様子が書かれています。

古今図書修正
写真は講読会で使用されたプリント。池上先生の解読を書き込んだものです。

江戸時代、中国より日本に輸入された書物の大半は、日本語に翻訳されていますが、『欽定古今図書集成』は膨大なためか、訳されていません。蓮の花の宝庫である本書の講読会で、私たちは中国の蓮の花の歴史に多少とも触れることが出来たと言えそうです。

中国語と蓮に精通されている池上先生ならではの講読会に、参加者一同ますます蓮への関心が高まりました。

ちなみに昨年6月、私は台北「故宮博物院」で、『欽定古今図書集成』の実物が4冊展示されていたので大感激しました(一番目の写真、手前の黄色の書物)。世界的に有名な玉の白菜や華やかな文物に目を奪われがちですが、講読会でこの書物を知っていなければ素通りするところでした。イヤホンガイドは全ての展示物の解説をしているわけではないのですが、『古今図書集成』についてはかなり長い日本語の解説があり、何だか知り合いに会ったような気持ちになりました。展示されていたのは残念ながら蓮部ではありませんでしたが、完成したばかりかと思うような美しい保存状態に驚きました。

『欽定古今図書集成』は、以下
94巻 蓮部 芸文一
95巻 蓮部 芸文二 芸文三
96巻 蓮部 芸文四
97巻 蓮部 芸文五 紀事一
98巻 蓮部 紀事二 雑録 外編

と続いているそうです。

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学会例会案内 一年後には中国の蓮の歴史の専門家に!

日本蓮学会では、毎月最終土曜日に例会を開きます。

今年の課題は中国の古典に蓮の花はどのように取り上げられて来たかを勉強します。中国の古代の蓮を研究するのに、最高の教科書がありました。それは、『欽定古今図書集成』 博物彙 草木編 93巻~98巻です。本会ではその中の、博物彙 草木編 93巻蓮部彙考を学びます。

『欽定古今図書集成』 (きんていここんとしょしゅうせい)は、18世紀、中国・清代の百科事典(類書)です。現存する類書としては中国史上最大で、巻数10,000巻からなります。本書は、清の康熙帝が陳夢雷(1651年 – 1741年)らに命じて編纂を開始、その後さらに雍正帝の命により、明の『永楽大典』に倣って蒋廷錫(1669年 – 1723年)等が増補し、1725年(雍正3年)12月に完成しました。

講師に中国の花蓮事情に精通されている、作家・池上正治先生におねがいして、中国の『欽定古今図書集成』 博物彙 草木編 蓮部語彙 第93巻 を一年かけて解読していただきます。

江戸時代、中国より日本に輸入された書物の大半は、日本語に翻訳されていますが、『欽定古今図書集成』は膨大なためか、訳されていません。蓮の花の宝庫である本書を解読することによって中国の蓮の歴史が多少なりとも解るものと思います。

第93巻の内容は、詩経、周禮、爾雅、南方草木状、斎民要術、陸疏広要、酉陽雑爼、種樹書、埤雅、爾雅翼、清供録、家清供、花疏、瓜蔬疏、三歳図会、農政全書、本草綱目、遵生八牋、草花譜、羣芳譜、直省志書。花蓮について各時代の蓮の様子が書かれています。これを学ぶことによって中国の太古から明中期頃までの花蓮の歴史が解明されるものと思われます。

蓮に興味ある方でしたら、会員以外でも参加を歓迎します。日程は下記のとおりです。

場所  豊島区の勤労福祉会館

日時  毎月、最終土曜日

3月30日に1回目を開催します。

(ただし、4月の分は5月7日(火)に変更になります)

時間  17時30分より20時30分

会費  毎回¥5000円

参加希望者は事務局までお問い合わせください。

白洋淀

写真は、中国「白洋淀」の花蓮の大群生地。もう一度訪ねたい場所の一つです。

 

 

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