休耕田の蓮めぐり・山形県尾花沢市3

8年前から3.5ヘクタールの休耕田を蓮田にした公園。
一昨年訪れたときは9月3日でしたが、ピンクの花蓮群が山間に広がっていました。
その折り「まだ空いている田圃があるので増やしたい」とはオーナーの伊藤勇太郎氏の話。今年、その田圃には3種類の蓮が広がっていました。

御所の水公園20158月3

御所の水公園20158月1

↑8年前に始まった一重咲きの蓮が見事な蓮田。
ここは「御所の水」という優雅な名前の湧き水で知られ、冬も水をもとめて年間2万5000人の人がやってくるそうです。
8月初めには「ハスまつり」も行われ、花も販売されます。

御所の水公園20158月7

↑新たに植えつけされた八重咲き(花弁が50枚以上)の白蓮。

御所の水2015年8月

↑白蓮の群生。

御所の水公園20158月9

↑ 爪紅(つまべに)タイプの花も新たに増えました。

御所の水公園20158月8

↑半八重(花弁が26枚~50枚まで)も新たに登場。

「鶴子・御所の水ハス公園」の特長は、小型種を植えたので、丈があまり高くならず、花を上から鑑賞できます。

尾花沢の休耕田を利用した蓮田は、どこも9月半ばくらいまで咲いているそうです。

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休耕田の蓮めぐり・山形県尾花沢市2

山刀伐ハス園(ナタギリ)

山形県環境学習支援団体「翁塾」が運営。
所在地:山形県尾花沢市大字押切1番地 。

山刀伐峠の尾花沢側には稲作風景が広がるが、一部の休耕田を環境保全目的として蓮が植えられた。 品種別に田圃が分けられ、6品種+1品種(地元にあった蓮、品種名は不明)。

山刀伐ハス園4 山刀伐ハス園2 山刀伐ハス園白雪公主2 ↑「白雪公主」(はくせつこうしゅ)中型種。

山刀伐ハス園白雪公主はくせつこうしゅ4 ↑「白雪公主」開花3日目。

山刀伐ハス園6白雪公主はくせつこうしゅ ↑「白雪公主」群生。

山刀伐ハス園蜀紅蓮3S ↑「蜀紅蓮」(しょっこうれん)紅色が濃い中型種。開花1日目。

山刀伐ハス園蜀紅蓮1S

↑ 開花2日目。

山刀伐ハス園蜀紅蓮4

↑「蜀紅蓮」群生。多くの花が散り、果托になっていたが、どれも赤紫色。
初秋の蓮田の光景がひろがり、美しい。

山刀伐ハス園ペリーズ・ジャイアントサンバースト1

↑「ペリーズ・ジャイアントサンバースト」大型種。
キバナバスとアジアの白いハスの交雑種。キバナバスの系統は、日本では栽培しにくく、花数も少ないが、この品種は大輪の淡いクリーム色の花が次々と開花する。

山刀伐ハス園ペリーズ・ジャイアントサンバースト2

「ペリーズ・ジャイアントサンバースト」の群生。蕾もまだ立ちあがっている。

山刀伐ハス園小舞妃?4S

↑「小舞妃」(しょうまいひ)小型種。

山刀伐ハス園小舞妃1S「小舞妃」2日目。もう少し早い時期なら群生が見られたようだ。

山刀伐ハス園クリスタルビューティ1「クリスタル・ビューティ」(中国名・冰嬌
中国・武漢植物園で自然交配された品種。なかなか増えない、とは担当の方の話だが、来年の群生を楽しみに待ちましょう。

この他に「喜上眉梢」(きじょうびしょう)という小型種があります。うっかり確認せず撮りましたので、いずれ掲載いたします。

余談1。
山刀伐峠は、芭蕉が弟子の曾良とともに最上町側から尾花沢側に出るために越えた峠。 『奥の細道』に、難所として登場します。

山刀伐越え画像

余談2
山刀伐(なたぎり)は、作業に使用する頭巾のようなもので、この地方の言葉。
峠の形が片側は切り立ち、反対側がなだらかな様子を、この被り物に見立てたそうです。お願いすれば、ガイドさんがこのような昔の服装で案内してくださる由。

なたぎり 画像4S
写真はg00ブログ「山小屋だより」に掲載されていたもので、作者が分からないまま使わせていただきました。ご連絡いただければ助かります。(塩沢記)

 

 

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休耕田の蓮めぐり・山形県尾花沢市1

8月20日~21日、山形県・尾花沢市の蓮田3カ所を見てきました。
東京から山形新幹線で3時間半、大石田駅下車。車で東へ行くと尾花沢市に入ります。
いずれも減反政策による休耕田に蓮を栽培し、近隣の方々の目を楽しませています。

尾花沢市地図

尾花沢高橋さん蓮田6

近所の方から種レンコンをもらい、個人で4年前から蓮を植え始めたTさんの蓮田。
あわせて9千平米の蓮田が山間に点在し、のんびりと蓮の花が楽しめます。
近くにはブナの原生林もあり、森林浴も出来るそうです。

尾花沢高橋さん蓮田7

尾花沢高橋さん蓮田5

品種は不明。開花1日目と3日目。3日目の花の直径は29㎝の大型種で、花弁は18枚の一重。条線ははっきりとしています。葉はざらつきのあるタイプ。

高橋さんお蓮田立て札

Tさん手作りの立て札。

 

 

 

 

 

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ベトナム・ハノイの蓮の花茶の番組

お知らせ

8月26日(水) 午後10時~11時
NHK・BSプレミアム 「世界で一番美しい瞬間(とき)」
~蓮の花咲く夜明け ベトナム・ハノイ~

【再放送】毎週水曜 午前8時00分~

ベトナム・ハノイ・タイ湖(西湖)の蓮の花茶を取材した番組です。
裏方で少しだけご協力しました。是非ご覧ください。
写真は私が撮影したもので、番組でもこのような光景が出てくると思います。

蓮茶用舟

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「蓮に魅せられて」三浦功大遺作写真展。

功大さん写真展DM表

7月21日(火・祝)~8月2日(日)京橋・千疋屋ギャラリー
9:30~18:30  03-3281-0360

蓮文化研究家・三浦功大(当会会長)が逝って間もなく2年。情緒を排し、蓮の特長を丁寧に正確に写すことに徹した写真群は、最後の著書『世界の花蓮図鑑』(文・池上正治・勉誠出版・2012年)になり、愛好家のバイブルとなっている。

写真は、開花初日の「舞妃蓮」(まいひれん)。深夜からカメラを構え、ひたすら待ち続け、朝日が差し込んだ瞬間を捉えた渾身の作品。優雅な舞妃蓮の蕾の写真は、三浦功大の初めての著書『蓮の文華史』の表紙を飾った。

会場には著書、編著も置かれ、三浦の蓮文化に魅せられた30年の足跡に触れることができる。

千疋屋ギャラリー地図

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「武漢ー花蓮展&蓮学シンポジューム」No.3

「蓮学シンポジューム」では「京都花蓮研究会」理事、事務局長・金子明雄氏の大変ユニークな研究が発表された。

金子さん講演3

 

金子さん講演5

 

金子さん講演6

 

金子さん講演8

 

金子さん講演7

会場で映された画像のごく一部なのと、不鮮明だがおわかりいただけるだろうか。
この発表は、昨年から設けられた「研究論文賞」を受賞。講演後、「素晴らしい!」と握手を求める中国の研究者や参加者が金子氏を取り囲んだ。快挙である。

金子さん講演4

いずれ蓮関連誌に全文が出るはずだ。
全ての蓮が、果托を持つわけではないが、私はこの日以後「果托」あるいは「メシベ」を見る目が変わった。

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「武漢ー花蓮展&蓮学シンポジューム」No.2

数え切れないほどの蓮の鉢と展示。参加した地域は蓮の栽培が盛ん、というアピールでもある。その中のいくつか。

せっこう省杭州市浙江省・杭州市。

四川省展示四川省。おなじみパンダ。

 

四川省川劇こちらも四川省。右は変面で有名な川劇(せんげき)か?

地区名?大きな金の茶器は雲南省?

 

上海地区展示上海市。お洒落で陽気な上海娘たち。左のオジサンは誰?

 

山東省展示山東省。「五岳独尊」の碑。

 

吉林省展示吉林省。長白山(北朝鮮では白頭山と呼ばれている)の絵。

 

桂林地区桂林の風光明媚な渓流を行く船頭さん。

 

沙湖新疆地区展示新疆ウイグル地区。阿凡提(アファンティ)というウイグルの伝統的な寓話の人形。
シルクロードにも蓮がある。行きたくなった。

 

山西省展示山西省。民間芸術・剪紙で有名な地域。蓮の剪紙もたくさんある。

 

沙湖展示2

蓮好きが集るこの大会には、早朝から地元の人たちが大勢カメラを持ってやってきていた。

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「第29回花蓮展&蓮学シンポジューム」に参加.No1

6月19日~21日、中国・湖北省・武漢で開催された「第29回花蓮展&蓮学シンポジューム」に初参加。日本チームは「蓮文化研究会」理事の池上正治氏を団長に土肥さん、東さん、「京都花蓮研究会」から金子明雄さんと高畑さん、「日本蓮学会」から副会長・上村皓彦、塩澤珠江の計7名。花蓮に関する研究は、科学技術院がリーダーとなる中国が最も進んでいる。
武漢市は上海から西南に920㌔、高速鉄道・虹橋駅から4時間の位置に在り、内陸のため「中国3大かまど」と呼ばれる暑い地域だが、今年は珍しく涼しいそうだ。

武漢市位置

花蓮の展示は都市単位で開催されるため、主催都市の特徴が出て面白い。今年は長江(揚子江)近くの「紗湖-シャーコ公園」がメイン会場。

沙湖荷花展メーン会場

シンポジュームは「華天大酒店」会議場で行われ、参加者は全員ここに宿泊。バギーに乗せた幼児連れの参加者も2組。大らかな中国らしい。

華天大酒店2ホテル25階からの景色

 

 

 

右-華天大酒店25階の部屋からの景色。
建物群の右上に少しだけ見えるのが長江。

 

 

沙湖公園入口に地区から参加した都市の特長をアピールする展示と、主催者が作成した、蓮についての様々なインフォメーションが公園内に展示されている。

地区展示 はピンクゾーンにあり、26地区が鉢栽培の鉢を大小並べている。ちなみに、荷花展に展示された鉢の総数は、約5万鉢だそうだ。

荷花展展示地図

地区別の展示は次回にご紹介。
フェイスブックではこの旅の余話を書いていますので、併せてご覧下さい。tamae.shiozawa.5@facebook.com

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蓮観察ゾーン

上野不忍池に蓮観察ゾーンが出来て2年目。昨年は惨憺たる結果だったことはご報告済みですが、今年は?

まず5月8日の様子です。

蓮観察ゾーン2015年5月8日

ネットで囲われている鉢及び中央上の鉢が観察用の蓮。浮葉すらでていません。
周りの浮葉は、従来から在る蓮が観察ゾーンの浮橋の下をくぐって伸びて出た浮葉です。

そして、2ヶ月後の7月6日。

蓮観察ゾーン2015年7月6日2
従来の蓮の葉が元気に育っているのに、ネットの中は何も出ていません。

そして、こんなお知らせが。蓮観察ゾーン2015年7月6日1
5品種とも生育不良?これは栽培方法に問題があったとしか思えないのですが・・・。
公園課さん、観察ゾーンを楽しみにしてきた人達はガッカリしていますよ。
来年を期待しています。

 

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町田市大賀藕絲館で種レンコンを販売しています。

町田市社会福祉法人「大賀藕絲館」(おおがぐうしかん)で、花蓮の種レンコンを販売しています。
価格を500円にいたしました。
日に日に気温が上がり、芽がどんどん伸び始めそうな気配です。種レンコンの先端の芽(頂芽といいます)が伸びると、植えつける時に折ってしまうことがあり、早く皆様にお分けしたい!ということで半額に。

今回販売する種レンコンは、昨年咲いた花ですが、品種名が特定できなかったものです。一覧表にあるいずれかの花が咲くので、お楽しみに!
現在ハスの品種は500~800あるといわれています。それゆえ特定品種保持はなかなか大変なのです。掘りだしたレンコンには直ちに品種名を書いた名札をつけるのですが、多品種の鉢を複数の人間が掘りだし、よく育っている部分をちょっと脇に取り置いたりすると、ご覧のようにレンコンは皆同じなので、分からなくなってしまうことがよくあります。

育て方、引きとりなどは、同館へ直接お問い合わせください。
アクセス、活動内容などは→町田市大賀藕絲館で検索。

電話 042-797-1616
住所: 〒194-0202 東京都町田市下小山田町, 3267
開館時間は9時~5時。休館日は土・日・祝日。

2015種レンコン花一覧表

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